レース展望・予想

シンゲツとヴィルトグラーフの2強対決「烏帽子岳特別」（佐賀競馬）

2016/11/13

13日（日）佐賀競馬メイン第11レースは「烏帽子岳特別」（A1A2級、佐賀競馬場1800メートル）。

◎3 シンゲツ（牡5、高田豊治厩舎）は、前々走の国見岳特別（10月2日、2000メートル）で2着に敗れたため、九州大賞典への出走権が得られず。九州大賞典が行われた開催は、五ケ瀬川賞（10月15日、1800メートル）に回って勝利しています。九州大賞典を勝ったヴィルトグラーフとは2度対戦し、池田湖賞（8月6日）では同馬から2秒7差と大きく離された5着でしたが、続く古処山特別（9月4日）では同馬にコンマ7秒差を付けて勝利しています。8月のA級入り後は初戦の池田湖賞から特別（S2重賞）へ挑戦し2勝を挙げており、年末の中島記念へ向け、楽しみな存在になってきました。

○2 ヴィルトグラーフ（セン6、九日俊光厩舎）は、前走の九州大賞典（10月16日、2500メートル）では、逃げたコウザンゴールドの2番手に付け、2周目向正面で同馬を交わすと、その後はリードを広げ、コスモガラサに7馬身（1秒4）差を付けてレコード勝ちしています。1800メートル戦では佐賀4勝のうちの3勝を挙げており、得意の距離で引き続き優勝争いとなりそうです。

▲1 ヴァリアシオン（牡7、井樋明正厩舎）は、ここ5戦は中距離戦を使われ、勝ち馬からは差を付けられているものの、すべて掲示板内を確保しています。今回はシンゲツとヴィルトグラーフの2強対決ですが、馬券圏内への進出のチャンスもありそうです。

そのほか、△4 メイショウインロウ（牡7、池田忠好厩舎）、△6 トランザムスター（セン6、東眞市厩舎）の佐賀へ転入して間もない両馬に上位進出を期待したいところです。

＜おすすめの買い目＞
馬単　3→2　2→3（2点）
3連単（フォーメーション）3・2→3・2→1・4・6（6点）

烏帽子岳特別の出走表はこちら

（文／上妻輝行）


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