レース展望・予想

勢いのエイシンイーストか、キャリアのサウスウインドか「オータムカップ」(笠松競馬)

2016/09/28

9月28日(水)の笠松競馬メイン第10レースは「第43回オータムカップ(SP2)」(笠松競馬場1900メートル)。

北陸、東海、近畿の3地区交流重賞に、金沢、兵庫からともに2頭エントリー。名古屋の出張馬2頭を含めた東海勢6頭と、フルゲートで10頭がしのぎを削る。

中心は東海地区の交流重賞で席巻し続ける兵庫の実力派2頭だ。勢い魅力はエイシンイースト、キャリア上位はサウスウインド。

◎2 エイシンイースト(牡5、兵庫・坂本和也厩舎)は今春、中央500万から兵庫へ転入。無傷の4連勝を飾って前走摂津盃で重賞初参戦し、いきなり銀メダルを獲得したセンス高い馬だ。中央時代は勝ち切れない面があったが、地方移籍後はシャープな決め脚は折り紙付き。昨年12月の交流戦(A級3組2着)で笠松コースも経験済み。差し比べに持ち込めば、重賞初制覇へ。

一方、○6 サウスウインド(セン5、兵庫・山口浩幸厩舎)は昨夏の名港盃、今年2月の梅見月杯でともに2着。東海ファンにもなじみのある実績派。ゴールドジュニア(14年1月)の銀メダルから、当地も心配ご無用。兵庫に、道営でのオープン特別勝利から、実力的に一桁上の存在でもある。久々の実戦を使われ、ひと叩き効果も加わるとあれば、3月はがくれ大賞典に続く重賞2勝目も五分だ。

10歳を迎えた大ベテランだが、▲3 ジャングルスマイル(牡10、金沢・金田一昌厩舎)は軽視できない。笠松コースは【1・2・0・1】と、好相性を誇り、2走前の重賞・百万石賞を仕留めるなど、衰え知らず。前走は約3か月ぶりの復帰戦と強敵相手の地方全国交流重賞で失速したが、1度使われ、前進が期待できそうだ。

東海勢では名古屋の出張馬2頭に魅力を感じる。笠松コースで【5・2・2・3】と抜群の成績を残す△9 メモリージルバ(牡7、塚田隆男厩舎)と、つかみどころのないタイプだが一撃を秘める地力派の△10 ベルライン(牝6、角田輝也厩舎)。連争いや3連単候補に欠かせない。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 2⇔3・6・9・10(8点)
3連単(フォーメーション) 2→3・6・9・10→3・6・9・10 3・6・9・10→2→3・6・9・10(24点)

オータムカップの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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