レース展望・予想

シャンドランジュ素質上位「能登七ツ島賞」(金沢競馬)

2016/08/30

8月最後の開催となる30日(火)の金沢競馬は、第9レースでJRA交流「能登七ツ島賞」(地元3歳A級・中央3歳未勝利、金沢競馬場1500メートル)が行われます。今回のJRA勢はかなりのハイレベルで好レースが見込めます。

キャリア3戦も3着が2回ある◎3 シャンドランジュ(牝、JRA・大和田成厩舎)のスピードに注目が集まります。今年2月にデビューしていきなり逃げて3着に好走し、2戦目は2番人気に推されましたが13着に崩れ、約半年ぶりとなった前走東京ダート1600メートル戦では再び3着に踏ん張りました。体質が弱く休みがちなローテーションですが、地方交流戦レベルでは素質面で一枚抜けている存在です。初の小回りコースにさえ戸惑わなければ、先手を奪い一気に押し切りそうです。

○9 テーオーピコタン(牝、JRA・濱田多實雄厩舎)も、これまで芝コースで10戦して2着2回3着2回と好走実績が多く、地方交流戦なら未勝利脱出は有力です。初めてのダート戦がポイントとなりますが、外枠に入ったことで砂を被らずにレースを運べそうで、好位外目からひと伸びして抜け出しを図ります。

▲7 イルミオクオーレ(牡、JRA・中竹和也厩舎)もデビューからひと桁着順を続けていて、素質面では上位2騎に見劣りしません。前走の大井で行われた地方交流戦でも、ゴール前で前が塞がる不利がありながら直線4着に詰め寄っており、今回も追い上げが期待できそうです。

前回のJRA交流戦「能登巌門賞」で2着に好走した△4 ポボス(牡、JRA・鈴木孝志厩舎)も続けて金沢コースを走れるのは有利で、今度こそ未勝利脱出を決めたいところです。

<おすすめの買い目>
馬単(ボックス) 3・9・7(6点)
3連単(フォーメーション) 3・9・7→3・9・7→3・9・7・4(12点)

能登七ツ島賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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