レース展望・予想

エイシンニシパ古馬初挑戦を飾るか「恐竜化石からウマれた丹波竜のちーたん特別」（園田競馬）

2016/08/04

4日（木）の園田競馬メイン第10レースに「恐竜化石からウマれた丹波竜のちーたん特別」（A2、園田競馬場1870メートル）が行われます。

前走に金沢・MRO金賞を圧勝した◎5 エイシンニシパ（牡3、橋本忠男厩舎）が選定された大井・黒潮盃（17日）を回避して地元で古馬との初対戦です。兵庫3歳三冠は菊水賞3着、兵庫チャンピオンシップJpnIIは地方馬の最先着6着、続く兵庫ダービーはノブタイザンにクビ差2着惜敗です。転入前の門別での最終戦で、のちに南関東で京浜盃、羽田盃を制したタービランスと戦っています。結果は8着でしたが、門別の他のレースでは2勝、2着1回、3着3回、4着1回の成績です。兵庫転入2走目から3歳オープン（A、AB、AB）を3連勝して三冠レースです。1番人気に支持された菊水賞は6番手から追い上げましたが、不良馬場も影響したのか精一杯の3着でした。続く兵庫チャンピオンシップはスタートを決めてJRA馬を相手に2番手を進みました。直線ではJRA馬の末脚に屈し6着でしたが、5着馬とは半馬身差でした。そして、兵庫ダービーは1番人気マイタイザンを捕まえましたが、ゴール寸前にノブタイザンの強襲にクビ差負けです。それらのウサを前走のMRO金賞で晴らしました。3番手を進んで向正面から動いて2着ザウアーに6馬身差をつけて待望の初タイトルです。このA2クラスはノブタイザンが前走で2着惜敗でした。同馬との比較から主役を演じると思います。

古馬勢では前走に続いて逃げそうな○2 レッドダニエル（セン5、渡瀬寛彰厩舎）を筆頭に置きます。JRA3勝馬▲3 タガノコルコバード（牡5、松平幸秀厩舎）が転入初戦の太め残りをたたいた効果は必至です。向正面から動けば一気のまくり切りに要注意です。

4走前に逃げ切っている☆6 シューニャ（牡6、田村彰啓厩舎）もスタートを決めて粘り込みを狙います。大外を引いたJRAから転入3走目△9 キンショータイム（牡6、岡田利一厩舎）が末脚を生かします。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　5⇔2・3・6・9（8点）
3連単（1軸流しマルチ）　5⇔2・3・6（18点）

恐竜化石からウマれた丹波竜のちーたん特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）

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