レース展望・予想

距離延長を味方にベルライン「ルビーオープン」（名古屋競馬）

2016/07/05

7月5日（火）の名古屋競馬メイン第10レースは「ルビーオープン」（A級1組、名古屋競馬場1800メートル）。

力量接近して大混戦模様だが、距離延長が大きな上積み材料になる◎2 ベルライン（牝6、角田輝也厩舎）を中心視したい。最近2走はともに短距離7ハロン戦で2、3着。こなせない訳ではなかったが、先行派にスピード負けしたり、雨馬場の行った行った決着に泣かされ、明らかに距離が不足していた結果に終わった。事実、重賞初制覇が2400メートルの六甲盃（園田）に、3走前のオープンVが1900メートルだったように、ゆったり流れる距離でより実績を残してきた。前走より2ハロン延長した1800メートル戦なら、持ち前のバテない先行力が最大限生きてくる。

安定感上位の○1 イワクラギンガ（牝7、錦見勇夫厩舎）も差はわずか。前走の4ハロン重賞・名古屋でら馬スプリントでも銀メダル獲得と、距離、相手を問わずコンスタントに勝ち負けし続ける名古屋オープンの超安定勢力。勝ち負けには欠かせない存在だ。

約半年ぶりに復帰する▲8 ノゾミダイヤ（牡5、錦見勇夫厩舎）の取捨もレースのポイント。骨折休養明け、半年ぶり実戦は大きなハンディのうえ、追い切り気配や稽古ムードもまだまだの面はあるが、東海のトップシーンをけん引してきた超大物。常識的には1走静観が妥当かもしれないが、期待感を抱いてしまうのも事実。

最近2走のレース内容がモノ足らないとはいえ、実績ナンバーワンの△4 アイファーソング（牡8、倉地学厩舎）に、走りごろとも言える転入3戦目を迎えた△3 ヴェリイブライト（牡6、川西毅厩舎）の変身劇があっても驚けない。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　2⇔1・3・4・8（8点）
3連単（フォーメーション）　2→1・3・4・8→1・3・4・8　1・3・4・8→2→1・3・4・8（24点）

ルビーオープンの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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