レース展望・予想

重賞3勝目を狙うアクロマティック「名港盃」(名古屋競馬)

2016/07/18

7月18日(祝・月)の名古屋競馬メイン第11レースは「名港盃」(3歳以上、名古屋競馬場1900メートル)。

北陸・東海・近畿地区の交流重賞に、昨今の重賞戦線で幅を利かす兵庫勢が何とも強力なラインアップ。重賞ウイナー3頭に、中央のオープンから転籍した実力馬たちが参戦し、V争いをリードしていきそうだ。

なかでも安定感ある◎7 アクロマティック(セン6、兵庫・新子雅司厩舎)が連軸にふさわしい。昨秋からメキメキ頭角を現し、重賞初挑戦だった園田・新春賞で重賞初制覇を成し遂げ、2月名古屋・梅見月杯での鮮やかな直線一気劇は、名古屋ファンの脳裏にまだ鮮明に残っているはず。その後も兵庫大賞典2着に、前走のオープン特別もしっかり勝ち切るなど、冴える末脚は健在。重賞3勝目を目指す。

2か月ぶり復帰戦の○3 エーシンクリアー(牡6、兵庫・橋本忠明厩舎)は兵庫大賞典でアクロマティックに9馬身差つけて逃げ切った。2歳時から重賞戦線を歩み続ける超エリートで、地方戦歴はナンバーワン。ただ昨年の名港盃での4着をはじめ、過去4戦の当地重賞で【0・0・1・3】。コース相性の悪さを払拭(ふっしょく)できるかがポイントになりそうだ。

一方、名古屋と抜群の相性を誇るのが▲1 バズーカ(牡4、兵庫・田中範雄厩舎)。昨年の東海ダービーに、秋の鞍と、当地重賞で2勝。兵庫大賞典3着、前走のオープン特別ではまさかの5着など、近況、差し脚が不発に終わるシーンも少なくないが、破壊力ある末脚が得意コースでさく裂するか。

東海勢で期待は△5 クワイアーソウル(牡8、尾島徹厩舎)。キレる脚こそないが、バテずにしぶとい脚を長く使えるタイプ。舞台は銀メダルを獲得した昨年11月の東海菊花賞と同じ。その再現を狙う。

中央時代は芝の長距離が主戦場だった△9 ヴァーゲンザイル(セン8、兵庫・山口浩幸厩舎)は、5月のオープン特別で転入後初勝利を挙げ、ようやく地方コースに慣れてきたようだ。射程圏内から追走できれば軽視できない。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 7⇔1・3・5・9(8点)
3連単(フォーメーション) 7⇔1・3・5・9→1・3・5・9(24点)

名港盃の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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