レース展望・予想

上積み必至サプライズソング連勝なるか「（株）山口シネマ賞」（園田競馬）

2016/02/18

18日（木）の園田競馬メイン第10レースに「（株）山口シネマ賞」（B2、園田競馬場1400メートル）が行われます。

南関東から転入初戦を直線鋭く差し切った◎1 サプライズソング（牝4、新子雅司厩舎）の連勝を期待します。門別の新馬戦、2歳オープンを連勝しています。特に2番手から抜けた2戦目は門別1200メートルで上がり3ハロン37秒3をマークして、1分13秒5の好時計で勝っています。昨年3月から南関東に転入し、その初戦の川崎3歳2組を12頭立て5番手から差し切っています。その後は重賞の東京プリンセス賞は7着でしたが、3着2回を残しています。古馬混合のC1を4、8、14着と3走後に兵庫に移ってきました。その初戦は5番手を進んで向正面からスパートして4コーナーでは3番手まで進出。直線で外に出して、必死に逃げ込みを狙うスイープアローに迫り、ゴール寸前にクビ差だけ捕まえました。やや太め残りの馬体だっただけに2走目の上積み必至です。1番枠を引いた今回は思い切った逃げもありますが、安全策で前走のような折り合う競馬が賢明だと思います。

末脚が冴えている○8 ボラボラ（牝4、盛本信春厩舎）を相手筆頭に置きます。今週が期間限定騎乗ラストの高松亮騎手が張り切っています。前走のように向正面からスパートなら昇級戦をクリアできるシーンもありそうです。

地元デビュー馬で菊水賞にも出走（9着）した▲6 キャッツクロー（牝5、長南和宏厩舎）も昇級戦です。逃げがベストでしたが、近2走は2番手で折り合って2、1着は評価できます。ここもミレシアの2番手から直線まで辛抱して粘りを発揮しそうです。

前走に続いて木村健騎手が騎乗する☆7 イッセキニチョウ（牡7、有馬澄男厩舎）は2度目の兵庫所属です。前回（12年9月から11月）はC2からB2まで5連勝後に8着でJRAに帰りました。元来の先行力が戻れば怖い存在になります。逃げるミレシア（牝5、大塚信次厩舎）が続きます。

＜おすすめの買い目＞
馬単（ボックス）　1・8・6・7・2（20点）
3連単（ボックス）　1・8・6・7（24点）

（株）山口シネマ賞の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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