レース展望・予想

ニュータカラコマの連勝濃厚「ウィナーズC」（ばんえい帯広競馬）

2016/02/21

2月21日（日）のばんえい帯広競馬メイン第10レースに、「ウィナーズカップ」（4歳以上選抜）が行われます。

今シーズンの特別競走優勝馬による選抜戦ですが、いずれも今シーズンの重賞は未勝利というメンバーです。最軽量馬がセイコークインの750キロ、760キロがハクタイホウ、770キロがアサヒリュウセイ、780キロがニュータカラコマら6頭で、その差は30キロ。力量差を考慮しても780キロ組が有利な重量と言えます。

◎8 ニュータカラコマ（牡8、村上慎一厩舎）780キロを本命に推します。今季は6勝を挙げていますが、重賞はここまで無冠で終わっています。3走前のカシオペア特別ではオイドンに1秒7差の2着、2走前の柏林馬事公苑特別でもオイドンと同タイムの2着、そして前走然別賞ではフジダイビクトリーに3秒差を付けて圧勝と、実力的にはこのメンバーに入ると1枚上の存在と言えます。重量も前走時より5キロ増の780キロは、格下相手のここでは恵まれた感さえあります。重賞勝ち馬によるチャンピオンカップに出走したとしても上位人気に支持されるほどの実力馬。ここは素直に相手探しの一戦です。

〇7 トレジャーハンター（牡9、金田勇厩舎）780キロが対抗です。今季は10勝を挙げている障害巧者です。帯広記念では44秒という大差での9着でしたが、一線級が相手だったので度外視できます。前走の然別賞でも結果5着と敗れてはいますが、スタートから積極的に先行、ゴール直前までは先頭集団を形成していたレースは見せ場十分でした。

▲6 ホクショウユウキ（牡7、岡田定一厩舎）780キロが3番手。4歳シーズン三冠を達成し、今季の帯広記念では3着という実力馬です。今季は重量、相手関係が厳しく、重賞となると勝ち切れませんが、前走の如月特別では、逃げるインフィニティーをゴール直前で差し切った末脚はさすが4歳シーズン三冠馬と言える切れ味でした。

＜おすすめの買い目＞
馬単　8→7・6・5・3（4点）
3連単（フォーメーション）　8→7→6・5・3（3点）

ウィナーズカップの出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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