レース展望・予想

準オープンなら負けられないリックムファサ「師走特別」（笠松競馬）

2015/12/18

12月18日（金）の笠松競馬メイン第10レースは「師走特別」（A級2組、笠松競馬場1600メートル）。

2走前にすでに仕留めた準オープン参戦とあれば、◎5 リックムファサ（牡7、森山英雄厩舎）が中心だ。今秋、中央準オープンから転入してきた実績派は、さきの交流重賞・笠松グランプリで、全国レベルのツワモノ相手に見せ場を作ってみせた。後方位置からのレースを余儀なくされたが、最終3コーナー手前から外をまくり気味に一気に上昇し、4着まで押し上げた。有利に前団でレースを進めた遠征組に屈したが、内容ある走りだった。前走や短距離中心に使われた中央戦歴を考えれば、1400メートルまでがベストといえそうだが、2走前や中央未勝利戦Vはマイル戦。こなせない訳ではない。V最短だ。

一番の相手は東海オープンの安定勢力○6 メモリージルバ（牡6、塚田隆男厩舎）。勝ち切れないタイプとは言え、前走は地元名古屋のオープン特別でコンマ2秒差2着。なにより、【2・0・1・3】と出張戦が得意。オープン特別Vをはじめ、8月くろゆり賞（4着）、9月オータムカップ（3着）と重賞でも好走実績がある笠松巧者だ。

▲4 ピンクノサイロ（牝4、川西毅厩舎）も軽視できない。勝ち星は1400メートル戦までだが、3歳時に当地3歳1組特別を押し切ったように、時計の掛かる重い地元コースより、軽くて先行馬有利の笠松コース向き。マイペース逃げがかなえばチャンス十分。

勝ち切るまではどうかだが、堅実駆けに定評がある△8 ランフォージン（牡6、笹野博司厩舎）に、手探りだった転入初戦を使われ、2走目で前進が見込める△3 ブルータンザナイト（牡6、伊藤強一厩舎）も連なら可能。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　5⇔3・4・6・8（8点）
3連単（フォーメーション）　5→3・4・6・8→3・4・6・8　3・4・6・8→5→3・4・6・8（24点）

師走特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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