レース展望・予想

トランヴェールの6連勝が濃厚「小野ひまわり特別」(園田競馬)

2015/08/19

19日(水)の園田競馬メイン第10レースに「小野ひまわり特別」(B2、園田競馬場1400メートル)が行われます。

◎5 トランヴェール(牡4、長南和宏厩舎)が昇級初戦ですが、目下5連勝の時計、内容から楽々とクリアすると思います。1走のみのJRAは4コーナー付近で故障(左肩跛行)、競走を中止しています。約9カ月後の兵庫初戦はデビュー戦よりプラス37キロの馬体重も影響したのか7、8番手から差を詰めただけに終わりました。ポイント修正によるC3降級初戦は取消しましたが、9キロ絞れた続く2週間後には2着馬を8馬身ちぎって逃げ切っています。C2を10、9馬身差、C1初戦は5馬身差でいずれも逃げ圧勝でした。そして、前走は逃げるマイネカグヤヒメを追って初めて2番手の競馬でした。3コーナー手前から外に並び、4コーナー手前では馬なり先頭。直線に入ってから2番手以下を引き離し、逃げ粘ったマイネカグヤヒメに2秒3の大差を付けました。脚部に不安があるために一杯に追い切れず、素質とスピードだけの5連勝です。このB2はまだまだ役不足の舞台だと思います。

馬券的な興味は2、3着争いに絞られるでしょう。その筆頭はJRAから再転入初戦で2着惜敗の○9 モズノハナミチ(牡4、田中範雄厩舎)です。昨年8月にC2を連勝してJRAに帰りました。平場3走、障害1走後が前走です。1番枠が災いして道中は最後方を進む展開になりました。向正面から仕掛けましたが、中位を進み先に動いたブーツインジューンに3/4馬身届きませんでした。JRAラストからプラス14キロの馬体重が絞れて直線で強襲です。

降級後8、4着▲3 ローゼルキュート(牝4、松平幸秀厩舎)は距離克服がカギですが、トランヴェールをマーク策でゴール前の勝負です。

ほか、JRAから転入3走目の追い込み馬☆10 レッドローズキング(牡4、土屋洋之厩舎)、降級△12 マイネルモーヴ(牡6、三宅直之厩舎)に逃げる△11 トウショウパシオン(牡5、住吉朝男厩舎)なども連争いに加わります。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 5⇔9・3・10・12・11(10点)
3連単(1軸流し) 5→9・3・10・12・11(20点)

小野ひまわり特別の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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