レース展望・予想

フジダイビクトリーの2連覇濃厚「ばんえいグランプリ」（ばんえい帯広競馬）

2015/08/15

8月15日（土）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「第27回ばんえいグランプリ」（3歳以上選抜）が行われます。ファン投票による7頭に通算収得賞金順の3頭を加えたメンバーが争う、真夏の夜の名物レースです。

とかちえぞまつ特別から1着オレノココロ、2着オイドン（牡7、鈴木邦哉厩舎）他4頭と多く再戦模様ですが、当時から重量が100キロ前後増量されていて、力勝負となりそうです。

◎2 フジダイビクトリー（牡7、皆川公二厩舎）810キロを本命に推します。今季は8戦2勝、2着3回で、旭川記念2着、北斗賞1着という実力馬です。オッズパーク賞サマーカップ1着の後は、1開催休養して、猛暑を避け体調を整えて仕上がり状態は良好と言えます。このばんえいグランプリを優勝した昨季と同じ重量で、2連覇の期待がかかります。

○1 インフィニティー（牡9、金田勇厩舎）810キロが対抗です。今季は未勝利ですが、旭川記念4着、北斗賞3着など毎回健闘しています。前走とかちえぞまつ特別では4着と敗れていますが、スタートから積極的に逃げ、障害も先頭。直線では失速しましたが、勝ち馬と3秒8差は善戦と言えます。今回は810キロの高重量でパワーが要求され、障害力が勝負を左右します。障害巧者インフィニティーの逃げ切りが期待されます。

▲5 オレノココロ（牡5、槻舘重人厩舎）810キロが3番手。今季は春一番のばんえい十勝オッズパーク杯を勝っており、ここまで重賞6勝を挙げている、若馬ナンバーワンと言える快速馬です。旭川記念では2番人気に支持され9着と惨敗しましたが、北斗賞ではフジダイビクトリーの7秒6差の3着と、強豪を相手に堂々たる走りを披露しています。

△10 キタノタイショウ（牡9、服部義幸厩舎）810キロは、大舞台となると大外枠が多く、やや不利感は否めません。それも考慮して△です。

＜おすすめの買い目＞
馬単　2→1・5・10・6・8（5点）
3連単（フォーメーション）　2→1→5・10・6・8（4点）

ばんえいグランプリの出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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