レース展望・予想

地元で貫録示すかジュエルクイーン「若草賞」(名古屋競馬)

2015/03/24

3月24日(火)の名古屋競馬メイン第10レースは「第13回若草賞(SP1)」(3歳牝馬、名古屋競馬場1400メートル)。グランダム・ジャパン(GDJ)2015の3歳シーズン開幕戦で、地方全国交流レースには、南関東地区からの2頭をはじめ、兵庫、高知、佐賀からもそれぞれ1頭が遠征に訪れ、地元馬5頭と激突します。

本命は東海地区の3歳シーンをけん引する◎8 ジュエルクイーン(川西毅厩舎)。GDJ2014の2歳チャンピオンで、メンバー中一番のキャリアの持ち主。12戦【3・4・2・3】と勝ち味は遅いものの、今年走り初めの1月ゴールドジュニア(笠松)で重賞2V目を達成。前走クイーンカップGIIIは初の中央&芝挑戦でシンガリ負けしましたが、その後はここ目標に調整されてきました。名古屋コースは初めてですが、地元ファンの見つめる前で、力と貫禄の走りを見せつけたい。

○2 ハナノパレード(迫田清美厩舎)は重賞連勝に挑戦。新春ペガサスカップは控えた競馬とマイル戦で3着に終わりましたが、1ハロン距離短縮の前走スプリングカップでは華麗な逃亡劇で重賞制覇に成功。1分28秒1の優秀な勝ちタイムで、4馬身差つける強い勝ちっぷりでもありました。同タイプのライバルぞろいですが、非凡なスピードを披露するか。

遠征勢では佐賀の▲1 ユズチャン(佐賀・東眞市厩舎)に一番魅力を感じます。前走の重賞・花吹雪賞の逃げ切りを含め、デビュー以来4戦オール連対を誇り、まだ底を見せていません。輸送にコースと初ものづくしの手探りな遠征戦ですが、ロスの少ない1枠に入って、セールスポイントの先行力が生きそうです。

強さとモロさは同居するものの、3走前の園田クイーンセレクションでは目下重賞4Vのトーコーヴィーナスと僅差の競馬をした△9 キクノレヨン(兵庫・田中範雄厩舎)の地力や、前走・中央条件交流戦で2着に健闘しているレベル高い南関東のラブディーバ(川崎・佐々木仁厩舎)も軽視できません。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 8⇔1・2・5・9(8点)
3連単(フォーメーション) 8→1・2・5・9→1・2・5・9 1・2・5・9→8→1・2・5・9(24点)

若草賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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