レース展望・予想

ヤマニンデリシュー10連勝なるか「孟春特別」（笠松競馬）

2015/03/16

3月16日（月）の笠松競馬メイン第10レースは「孟春特別」（B級1組、笠松競馬場1600メートル）。

好素材のA級予備軍が多く控え、興味深い好バトルが演じられそうですが、中心はもちろんセンス断然の◎6 ヤマニンデリシュー（牡5、森山英雄厩舎）。中央では2戦ともに大敗に終わりましたが、昨春に笠松転入後、素質が開花して連戦連勝。現在、無傷の9連勝を達成するとびきりのスター候補生です。前走も初のB級1組特別戦を中団確保からあっさり抜け出す余裕の勝利で仕留め、能力の高さを改めてアピール。脚元が弱く、ゆったり間隔を空けて使われるため、1カ月半ぶりの実戦になりましたが、稽古の動きや仕上がりから不安は感じられません。斤量はコンマ5キロ増えましたが、前走と同条件出走ならここも通過点にしそうです。

○5 ベルベットメドウ（牝6、後藤正義厩舎）も奥が深いセンス馬。昨秋10月に笠松へ再転入後、7戦6勝2着1回とオール連対中。展開に左右されやすい差しタイプですが、確立する「勝ちパターン」の3コーナーまくりで一蹴し続けています。昇級初戦だった前走のB級2組特選でも鮮やかな抜け出しで決めて見せました。勝ちっぷり、勢いの良さはヒケを取らず、当地で底を見せていない「2強対決」がレース一番のみどころです。

▲4 セーノークイン（牝5、伊藤強一厩舎）も潜在能力が高い。今冬、中央から再び笠松の地に戻り、好位から安定した運びを見せて2戦2勝。昨春、B級上位で勝ち負けしていた実績派は当然、軽視できません。

また、勝ちきれないレースが続いていますが、クラスの安定勢力の△3 マルヨレギュラー（牡6、柴田高志厩舎）や、メキメキ力をつける明け4歳のフレッシュ馬△9 オウノミチ（牡4、青木達彦厩舎）も、3連単候補に欠かせません。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　6⇔3・4・5・9（8点）
3連単（フォーメーション）　6→3・4・5・9→3・4・5・9　3・4・5・9→6→3・4・5・9（24点）

孟春特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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