レース展望・予想

地元の成長株エナエビスに期待「大和川特別」（園田競馬）

2015/01/28

28日（水）の園田競馬メイン第10レースにJRA交流「大和川特別」（JRA500万下・地元A1以下、園田競馬場1400メートル）が行われます。

過去のJRA500万とオープンA1下位以下の交流戦は、JRA勢が断然です。ですが、JRA勢に抜けた馬が不在の今回は◎9 エナエビス（牡4、田中範雄厩舎）に昨年10月オーシャンパワー以来の地元馬勝ちのチャンスです。地元デビューで、重賞以外はオール連対（競走中止の1戦を除き10戦9勝、2着1回）で、目下4連勝です。A2を3連勝（初戦はB1格付でA2混合）して待望のA1入りを果たしました。近2走の1400メートルのA2戦はスピードの違いを見せて、2着馬を7、4馬身ちぎっています。スピード馬が揃った今回は折り合いの競馬で成長の跡を見せてくれるでしょう。

粒ぞろいのJRAからは昨年の大和川特別をクビ、クビ差3着以来の園田2戦目○4 サマーハピネス（牝6、JRA・松元茂樹厩舎）を筆頭に置きます。逃げ切ったローレルシャイニーの2番手を進み、直線では外を伸びたサワヤカユウタと一緒に迫りましたが、競り負けています。その後はJRAの馬場では1000メートルから1400メートルの短距離を使って4着3回が残っています。近2走はテンから動いていますので、調子は上向いていると思います。

続いて、近2走で地方交流に遠征している▲11 マッセナ（牡4、JRA・鈴木孝志厩舎）、☆1 キーブランド（牡6、JRA・宮徹厩舎）です。両馬は前々走の同じ笠松交流戦で2、3着でした。2番手で粘り込んだマッセナに対しキーブランドは中位から伸びさらに半馬身差でした。マッセナは初勝利を園田でマークしています。岩田康誠騎手が手綱で2頭がハナを争った3番手から抜け出しています。コース経験の利は大きいでしょう。前走の金沢交流戦は逃げてハナ差負けです。キーブランドは前走の笠松交流戦で1番人気に支持されましたが、5番手から差を詰めて勝ち馬に1馬身半＋1馬身差3着でした。△8 レガリアシチー（牡5、JRA・宮本博厩舎）は初めての交流戦だった前走名古屋で逃げて3着です。

＜おすすめの買い目＞
馬単（ボックス）　9・4・11・1・8（20点）
3連単（ボックス）　9・4・11・1（24点）

大和川特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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