レース展望・予想

ニュータカラコマが巻き返す「ホワイトクリスマス賞」(ばんえい帯広競馬)

2014/12/20

12月20日(土)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「ホワイトクリスマス賞」(オープン)が行われます。

師走特別組が1着オイドン、2着ニュータカラコマ、3着インフィニティー(牡8、金田勇厩舎)他4頭と多く、ほぼ再戦模様といえます。今週の十勝地方は豪雪のため、ヒーター効果はありますが、時計の競馬になることが予想されます。

◎1 ニュータカラコマ(牡6、村上慎一厩舎)770キロを本命に推します。師走特別で、逃げるオイドンを1秒4差まで苦しめた末脚は、流石に北斗賞優勝馬。重量的にも、オイドンが前走時よりも15キロ増に対して、ニュータカラコマが10キロ増での戦い。この5キロの差は、前走の1秒4差を詰めるには十分といえます。1000キロ以上もある巨大なばん馬がわずか5キロで勝負を左右するのがばんえい競馬の奥の深いところといえます。

○7 オイドン(牡6、鈴木邦哉厩舎)770キロが対抗です。師走特別はオイドンの弱点が、重い砂とカンカン泣きにあることを証明した一戦といえます。重い砂では切れない障害も、755キロで出走の師走特別ではひと腰。スタートから果敢に先行して、追い込んできたニュータカラコマを直線で振り切った強さは本物でした。今回は770キロで前走よりも15キロ増となりますが、軽めの馬場状態を味方につけて連勝もある対抗です。

▲5 オレノココロ(牡4、槻舘重人厩舎)760キロが3番手。ドリームエイジカップ3着馬。オープンに入るとやや格下感はありますが、条件特別なら十分食い込むスピードと力は持った4歳馬です。

<おすすめの買い目>
馬単 1→7・5・4・8(4点)
3連単(フォーメーション) 1→7→5・4・8(3点)

ホワイトクリスマス賞の出走表はこちら

(文/小寺雄司)


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