レース展望・予想

サウスパシフィックの巻き返しに期待「新燃岳特別」（佐賀競馬）

2014/12/14

14日（日）佐賀競馬メイン第10レースは「新燃岳特別」（A1級、佐賀競馬場1800メートル）。

◎8 サウスパシフィック（牡5、東眞市厩舎）は、4月の佐賀転入後は1750から2000メートルの距離では5戦5勝の実績を挙げています。前走の九州大賞典（11月9日、2500メートル）では道中は中団を進みましたが、前との差を詰めることができず、逃げ切ったズンダモチから2秒0差の5着に終わりました。今回は九州大賞典でこの馬に先着した4頭は揃って不在となりました。実績のある距離に戻り、中島記念（12月28日、2000メートル）へ向け、立て直しを図りたいところです。

○4 スイングエンジン（牡8、真島元徳厩舎）は、雲仙岳賞（11月23日、1800メートル）ではセイリオスの2番手を進み、直線では一旦は先頭に立ちましたが、内からアドマイヤツバサに差し切られ、3/4馬身（コンマ1秒）差の2着でした。佐賀では7月に転入3戦目となる吉野ヶ里記念を勝利するなど、1400メートル戦での活躍が目立ちますが、JRAでの2勝はいずれも中距離戦でした。前走と同距離の一戦で、引き続き優勝争いが期待できそうです。

▲5 セイリオス（牡7、山下定文厩舎）は、大井からの転入初戦だった雲仙岳賞では逃げを打ち、直線まで先頭をキープ。優勝争いからは脱落しましたが、勝ち馬からコンマ7秒差の4着を確保しています。佐賀2戦目の今回、前走以上の躍進を期待したいところです。

△3 プルーフポジティブ（牡5、東眞市厩舎）は、JRAからの転入初戦です。近走は2けた着順が続いていますが、先行力は見せており、初戦から警戒しておきたいところです。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　8⇔4・5（4点）
3連単（フォーメーション）　8→4・5→4・5・3・10　4・5→8→4・5・3・10（12点）

新燃岳特別の出走表はこちら

（文／上妻輝行）


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