レース展望・予想

帰ってきたテルシゲが主役「十勝岳特別」（ばんえい帯広競馬）

2014/11/29

11月29日（土）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「十勝岳特別」（A2・B1級決勝混合）が行われます。

A2級-2組予選からは1着ヤマノウンカイ、2着ニシキエース、3着ダイリンビューティ（牝7、小林長吉厩舎）他1頭、B1級-3組予選からは1着テルシゲ、3着スーパーオーサン他2頭の両予選上位馬による決勝戦です。2鞍の比較では総合的にはA2級-2組勢の方に分がありそうですが、B1級-3組が今季初出走で1着だったテルシゲの存在が気になります。

◎1 テルシゲ（牡6、服部義幸厩舎）710キロを本命に推します。前走は2着マルニセンプーに8秒4もの差をつけて1着で、直線では大河原和雄騎手の手綱は持ったまま。もともとはA2級で勝ち負けしていた実力馬で、昨シーズン最終戦での755キロで2着は、ここでは大威張りできる実績と言えます。例年使い出しが遅いのは、お約束のテルシゲです。当然仕上がりもベストの状態で、ここは2連勝が濃厚です。

○7 ヤマノウンカイ（牡5、皆川公二厩舎）720キロが対抗です。前3走が6着、3着、1着と1戦毎に良化しています。なかなか勝てなかったニシキエースにも前走は2秒8差をつけて1着と、この馬本来の力を発揮しています。

▲2 ニシキエース（牝9、村上慎一厩舎）700キロが3番手。予選では直線でヤマノウンカイと叩き合い2着と敗れましたが、終始積極的に前で競馬をしていたのは好感が持てます。

＜おすすめの買い目＞
馬単　1→7・2・4（3点）
3連単（フォーメーション）　1→7→2・4（2点）

十勝岳特別の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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