レース展望・予想

重賞連勝なるかセイカアレグロ「イヌワシ賞」(金沢競馬)

2014/08/26

白山大賞典JpnIIIへのトライアル戦となる「第10回イヌワシ賞」(金沢競馬場2000メートル・地方全国交流)が、8月26日(火)の金沢競馬メイン第11レースで行われます。例年は9月初旬の実施ですが、今年は日程が早まったこともあって登録した遠征馬の回避が相次ぎ、結局は笠松から3頭のみの参戦で、地元馬で人気を形勢しそうです。

1番人気が予想されるのは◎1 セイカアレグロ(牡9、佐藤茂厩舎)です。前回の金沢スプリントカップでは、久々の短距離戦とあって後方からの厳しいレースとなりました。4コーナーを6番手で回った時には、先に抜け出した笠松のタッチデュールに勝たれたかと思われましたが、直線外に持ち出すとグングン差を詰めて、ゴール手前で捕らえてしまいました。最後は元中央オープンの底力を見せつけた格好で、まだまだ衰えは感じさせません。遠征勢に目立った強敵がいない今回も自在なレース運びで今季3つ目の重賞制覇が期待されます。

○8 ケージーキンカメ(牡3、鈴木正也厩舎)は前走のMRO金賞で、大井のジャパンダートダービーJpnIからの巻き返しが期待され、1番人気に支持されました。ですが逃げた兵庫のトーコーポセイドンをなかなか交わせず、結局アタマ差の悔しい2着でした。敗れはしましたが時計的には水準以上で駆けており、相手も強かったとしか言いようがありません。イヌワシ賞への挑戦は予定通りで、初めての古馬との対戦でも好勝負を演じれば、前走の惜敗ショックを打ち消してしまうほどの値打ちはあります。

▲3 マイネルリボーン(牡4、高橋俊之厩舎)は前走の1700メートル戦で差し脚届かず2着でしたが、ロングスパートが利く2000メートル戦なら見直しは必要です。追走で苦労することがなくなってきており、今度こそセイカアレグロに並び駆けたいところです。

△6 ポセイドン(牡4、鋤田誠二厩舎)は末脚の切れ味ならマイネルリボーンを上回り、初のオープン挑戦でも見劣りしません。

笠松勢では中央4勝の△5 エイシンナナツボシ(牡7、伊藤強一厩舎)が一番底力がありそうです。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 1⇔8・3(4点)
3連単(フォーメーション) 1→8・3→8・3・6・5 8・3→1→8・3・6・5(12点)

イヌワシ賞の出走表はこちら

(文/中日スポーツ・瀬川剛司)


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