レース展望・予想

トライアル快勝のテイエムボッケモンに期待「霧島賞」（佐賀競馬）

2014/08/19

19日（火）佐賀競馬第10レースは重賞「第18回霧島賞」（3歳以上九州産、JRA1000万円以下・地方全国交流、佐賀競馬場1400メートル）。

◎3 テイエムボッケモン（牡3、JRA・木原一良厩舎）は、2月のたんぽぽ賞（佐賀1400メートル）では△6 テイエムサンキュウ（牝3、JRA・柴田政見厩舎）に7馬身（コンマ4秒）差をつけて圧勝しています。前走の大隅特別（7月21日、佐賀1400メートル）がたんぽぽ賞以来の休養明け初戦でしたが、先行馬群からやや離れた位置で追走し、4コーナーで前をとらえにかかり、直線抜け出す快勝でした。休養明けを1度使われての上昇が見込めそうで、たんぽぽ賞に続き九州産限定重賞2勝目の期待は高そうです。

○1 カシノランナウェイ（セン4、JRA・梅内忍厩舎）は、昨年はたんぽぽ賞を優勝し、霧島賞では3着でした。前走のえびの特別（7月21日、佐賀1400メートル）では、直線で先に抜け出した△4 テイエムゲッタドン（牡3、JRA・山内研二厩舎）をとらえることができず、同馬から2馬身半（コンマ5秒）差の2着に敗れました。しかし、JRA1000万円以下条件で掲示板内に進出したレースが多数あり、巻き返しには十分な警戒が必要でしょう。

▲9 カシノエルフ（牡5、JRA・日吉正和厩舎）は、一昨年、昨年ともに霧島賞は2着で、地方での九州産限定戦で5戦5連対の好成績を挙げています。現在、1000万円以下格付のため、今年は霧島賞トライアルを使えませんでしたが、5戦連続で勝ち馬から1秒以内の差で走っており、九州産同士の争いでは浮上してくるでしょう。

地方勢は地元のオープンクラスの出走がなく、JRA勢の上位独占となりそうです。

＜おすすめの買い目＞
馬単　3→1・9　1→3・9（4点）
3連単（フォーメーション）　3・1→3・1・9→3・1・9・6・4（12点）

霧島賞の出走表はこちら

（文／上妻輝行）


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