レース展望・予想

単騎逃げ有望、マーク薄まれば粘れる底力秘めるシャイニングアワー「コスモバルク記念」(門別競馬)

2013/05/03

3日(祝・金)の門別競馬メイン第11レースは今季最初の古馬重賞「第3回コスモバルク記念(コンデュイット賞)」(門別競馬場1800メートル)です。

歴戦の強者がシーズントップから顔をそろえ、非常に楽しみな一戦。第1回優勝馬▲13 クラキンコ(牝6、堂山芳則厩舎)、昨年(第2回)の覇者△8 ジョーモルデュー(牡9、田中淳司厩舎)、そして第1回から2年続けて2着惜敗の○12 ショウリダバンザイ(牝6、林和弘厩舎)がそろってエントリー。そこに新顔、3年前のJRA・NHKマイルカップGI2着馬△1 ダイワバーバリアン(牡6、田中淳司厩舎)に、一つ前の世代でJRA在籍時、2008年の日本ダービー(東京優駿)トライアル・プリンシパルステークスを勝ち、南関東移籍後の昨年2月、船橋の古馬重賞・報知グランプリカップで初重賞Vを飾った△11 ケイアイライジン(牡7、安田武広厩舎)らも加わり、非常に層の厚い、魅力的なメンバー構成となりました。

その多士済々な顔ぶれの中で、実績面はスプリント戦に集中している昨年の道営スプリント(門別1200メートル)優勝馬◎4 シャイニングアワー(牡8、角川秀樹厩舎)に、敢えて中心の期待を懸けてみます。JRAダートで計4勝、3年前のJRA阪神・プロキオンステークスGIIIでも7着に健闘した元オープン馬ですが、道営転入後の良績は1200メートルに集中。実際、一度だけ使われた中距離戦(昨年10月の瑞穂賞=門別1800メートル)は11着に大敗しており、一見すると条件が全く合わないと感じてしまっても致し方ない近況です。しかし実は、その瑞穂賞の大敗はテンからハナ争いが熾烈になってしまい、かなりのハイペースに加え、序盤から併せ馬で暴走気味の先行争いを迫られるハメに陥ったのが最大の敗因。JRA在籍時には、他場のマイル戦より遥かに底力が問われるとされる東京1600メートルのダートで1000万円以下条件を力強く差し切った実績もあり、決して一介のスプリンターではない要素も秘めているのです。ここは、有力候補が好位から中団、そして後方にかけて集まっている印象。瑞穂賞惨敗の実績から、仮に逃げられても他馬のマークがそれほど厳しくなることはないはずで、楽に先手さえ取ってしまえば勝負どころまでひたすらマイペースで運べる可能性も十分に考えられるところでしょう。他の有力馬が道中、後ろに気を配って楽に行かせてもらえれば、あれよあれよの一発まで期待できそうな、展開面のアドバンテージがあると考えるわけです。先行馬がそう簡単には止まらない、今週の馬場状態もプラスに働くことでしょう。楽に行かせてもらえて、道中のマークも薄くて、それでも馬券圏内に残れないのであれば、それは現時点での能力の限界と諦めるしかないわけですが、ココは十分に残れる可能性があるとみての果敢な本命視です。

相手には、上記有力5頭のほか、昨季終盤3戦連続2着で先行できた際の粘り腰を決して侮れない△9 ハタノゼフィロス(牡5、原孝明厩舎)を含めた計6頭に流して高配当狙いの一戦です!

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 4⇔12・13・11・8・9・1(12点)
3連単(フォーメーション) 4→12・13・11・8・9・1→12・13・11・8・9・1 12・13・11・8・9・1→4→12・13・11・8・9・1(60点)

コスモバルク記念の出走表はこちら

(文/ひだか応援隊)


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