レース展望・予想

連勝なるかノゾミカイソク「山桜特別」（名古屋競馬）

2013/04/04

4月4日（木）の名古屋競馬メイン第11レースは「山桜特別」（A級2組、名古屋競馬場1600メートル）です。

ノゾミカイソク（牡4、錦見勇夫厩舎）は1800メートルだった前走の2組特別でハナを奪ってペースを握ると、後続を突き放して快勝しました。これまで、3組戦では白星がありましたが、一枚上がった2組戦では前走が初めての白星でした。今回は距離が1600メートルに短縮されましたが、スピードを生かしたレースで連勝の期待がかかります。

スウィングダンス（牝6、瀬戸口悟厩舎）も休み明け2戦目の前走、好位からあっさり抜け出して勝利を収めました。昨年はオープンで活躍していた実力馬です。叩いた効果がすぐに表れた一戦でした。引き続き気配は良好です。こちらは距離が延びた方ですが、心配はありません。今回も地力発揮の場面があるでしょう。

ミサキティンバー（牡5、櫻井今朝利厩舎）はこのクラスの安定勢力です。ここ2戦は展開面で恵まれず、連に絡んではいませんが、少しの展開利で勝利を挙げられる地力は十分備えています。好位で楽に追走できれば首位争いに加わります。

バーンバーンバーン（牡5、藤ケ崎一男厩舎）は安定感がなくなってしまいましたが、まだ先行力はあります。ここら辺りできっかけをつかみたいところでしょう。今回は距離が1600メートルになりました。変わり身があるかもしれません。

マコトローゼンボー（牡5、角田輝也厩舎）はJRAで2勝をマークして名古屋に移籍してきました。今年に入ってからの成績は物足りませんが、仕上がり具合は悪くありません。スムーズに追走すれば、いきなり好走する可能性があります。

このほかではオープンでも通用するタツフレンチ（牡5、藤ケ崎一人厩舎）や久々も底力のあるギンザナイト（牡8、角田輝也厩舎）が侮れません。

（文／中日スポーツ・外山謙一）


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