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レース展望・予想
フレアリングマリーをめぐる戦い「鞆の浦賞」(福山)
2011/10/15
10月16日(日)のメイン第10レースは「第35回鞆の浦賞」(3歳、2250メートル)です。福山3歳三冠の2戦目は3歳勢にとっては未知の長距離戦。適性とともに、ひと夏を越えての成長力が問われます。
中心と目されるのは福山チャンピオンシップ、福山3歳牝馬特別と重賞2勝のフレアリングマリー(牝、小嶺英喜厩舎)です。福山ダービー馬ムツミマックス(牝、末廣卓己厩舎)らを子供扱いしたレース振りや実績から、現世代ナンバーワンは異論の挟みようのないところ。敢えて不安を挙げるとすれば父が短距離血統のスターリングローズという点ですが、どこからでも競馬ができる自在性と息の長いロングスパートから、この馬自身は距離はこなせそうです。
これに続くのがムツミマックス。対フレアリングマリーでは分が悪いですが、これまで福山ダービーを含めて重賞3勝はメンバー中最多。短距離ながら古馬B1B2クラス相手に勝利も収めており、格からも見劣りはしていません。父ブラックホークの産駒は意外な長距離適性を示す傾向もあり、福山の長距離重賞でもナムラベンケイが活躍しました。
春は劣勢に回っていた牡馬勢も虎視眈々。トライアルの庄原さとやま博特別を勝ったナリタフラシュ(牡、高本友芳厩舎)はJRA未勝利から転入後、5戦3勝とまだまだ底を見せていません。前走はやや展開に恵まれたとはいえ、鮮やかな勝ちっぷりでした。
トライアル2着のウーシエンダー(牡、鋤田誠二厩舎)は逆に展開が向かなかったものの、自力で2着を確保。福山チャンピオンシップでも3着に入っているように、距離は長い方が合う印象で、ここで逆転をを狙います。
同じくキタイセシャトル(牡、鋤田誠二厩舎)も距離延長は歓迎。短い距離でも安定して好走を続けていることから地力の高さを伺わせており、距離延長を味方に台頭が期待できます。
(文/土屋真光)
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