レース展望・予想

実績馬押しのけ戴冠なるかスタープロフィット「北海優駿」(門別)

2011/06/06

7日(火)のメイン第12レースはダービーウイーク2011の第2戦「第39回北海優駿(ダービー)」(H1・3歳、2000メートル、発走予定=20時35分)。

昨年は一冠目の北斗盃を快勝して「父・母に続くダービー戴冠」がかかったクラキンコが注目を一身に集める存在でしたが、今年のダービーは一転して「群雄割拠」。有力候補は五指に余り、ゴール前は激しい追い比べが展開されそうです。

2歳時から重賞戦線で活躍し、実績を積んできた北海道2歳優駿JpnIII3着馬エバーオンワード(牡、恵多谷豊厩舎)を筆頭に、遠征の南関東重賞・鎌倉記念で1番人気に支持された(初めての左回りに対応しきれず13着)サントメジャー(牡、堂山芳則厩舎)、夏の暫定王者決定戦・ブリーダーズゴールド・ジュニアカップ(H1)で僅差4着ピエールタイガー(牡、堂山芳則厩舎)ら“既成勢力”と、ひと冬越した3歳春の上昇著しい北斗盃勝ち馬パフォーマンス(牡、田中正二厩舎)やJRA交流戦圧勝のスタープロフィット(牡、角川秀樹厩舎)、トライアル(カネヒキリ賞)勝ちモリデンクーバー(牡、米川伸也厩舎)ら“新興勢力”が激しくぶつかり合う構図です。

中でも注目は昨年の能力検査時から素質の高さが注目されていたスタープロフィットでしょう。新馬戦5着のあと、続くレースでは発馬直後の落馬などもあって出世が遅れてしまいましたが、それでも秋には岩手・水沢の地方交流重賞・南部駒賞に挑戦。圧勝した地元の雄ベストマイヒーローには突き放されたものの、同じく道営から挑んだ“日本一早い2歳重賞”栄冠賞2着のクイックスター(2着)をクビ差まで追い詰め3着に食い込みました。この北海優駿で人気の一角になるであろうモリデンクーバーには2秒1も先着、すでに2歳秋の時点で少なくとも地元重賞なら勝ち負けできる潜在能力を発揮し始めていたのです。

その後、冬場は南関東への遠征などは敢行せず、ジックリ成長を促すことに。その甲斐あって、今季開幕の4月29日に出走した3歳初戦のJRA交流・スピカ特別では中央馬をまったく寄せつけず4馬身差の圧勝。ゴール前は流す余裕もあったほどで、陣営の期待通りの成長曲線を描いていることを実証して見せたのです。2歳時は先に抜け出すと終いが甘くなるような面も見せていたのですが、今季初戦で追われてシッカリした伸び脚を発揮できたことで関係者も自信を深めたことでしょう。上記の面々をはじめ強敵揃いの一戦ですが、一気に「ダービー馬」の称号を戴いたとしてもまったく不思議ではありません。ぜひ、ご注目ください!

(文/ホッカイドウ競馬ひだか応援隊・神谷健介)


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