レース展望・予想

ヴェリーハードの荒尾2勝目に期待「九州王冠」(荒尾)

2011/06/29

30日(木)メイン第10レースは「九州王冠」(オープン、1400メートル)。1着馬には吉野ヶ里記念(7月17日、佐賀1400メートル)への優先出走権が与えられます。このレースは昨年までは九州地区交流の重賞競走でしたが、今年度は九州むしゃんよかスプリント(6月17日、950メートル)の創設により、荒尾所属馬限定の特別競走へと格下げとなりました。

ヴェリーハード(牡5、宇都宮徳一厩舎)は前走の九州むしゃんよかスプリントでは逃げを打ち、直線でペプチドジャスパーに交わされて2馬身(コンマ4秒)の差をつけられましたが、同馬の2着を確保。約14カ月半の休養明けだった5月の転入初戦以降の当地3戦はすべて逃げ、もしくは2番手からの競馬で3着以内を確保しています。ペプチドジャスパー不在の今回は、荒尾での2勝目を挙げる大きなチャンスとなりました。

前走らくのうマザーズ特別(6月9日、1500メートル)で逃げたモエレマジックマン(牡6、平山良一厩舎)は、4コーナーで失速し、ヴェリーハードから1秒5差の5着に敗れましたが、今回は4走前以来となる山口勲騎手とのコンビ復活で巻き返しを狙います。

今回はヴェリーハードやモエレマジックマンといった先行馬が揃っています。荒尾転入初戦となる前走みなづき特別(6月17日、1500メートル)では逃げ切り勝ちを収めているミライキング(牡5、松島壽厩舎)は、控える競馬となる可能性もありますが、前の位置どりからの押し切りを狙っていきたいところです。エーシンカマンダー(牡6、松島壽厩舎)の末脚の台頭にも警戒が必要でしょう。

(文/上妻輝行)


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