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2023年11月15日   名古屋CC ディアナ賞A 特別サラ系一般 別定 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第9レース   ひとマクりでねじ伏せるか チュウワモーニング
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 尾原友和"

7-3_nagoya.jpg この日のメインはA3組と中央1勝クラスとの交流戦、名古屋CCディアナ賞。通常1勝クラスの交流戦は2000mなら中央馬が圧倒的、1500mでも中央馬がかなり優勢といった案配。その観点からすると中央場所で勝ち鞍があるチュウワモーニング(函館ダート1700m)とクールココナヒメ(阪神ダート1200m)が一歩リード。姫路の交流戦で逃げて3着のあるクールココナヒメにとっては芝ながら中央1勝クラスで勝ち鞍があるイールテソーロが厄介な存在。テンの速さでは引けを取らないだけに、息の入れづらい展開になる可能性はある。やはり好位~中団からひと伸びが利くチュウワモーニングから入るのが最善手だろう。他の中央馬は一長一短あって迷うところ。レインボーウェザーは1400m中心のローテに好感が持てるが、1勝クラスではまだ結果が出ていない。ツウカイアペックスは中山ダート1200mの1勝クラスで0秒1差があるのは魅力だが、内枠が微妙。ナオミニデレデレヤは9月の2000mで後方を追走していた。1500mで置かれるようだとどうか。これらとの比較なら、地元馬にも互角に渡り合える可能性はあるかも。ハクサンライラックは中央在籍時に中京1400mダートの中央1勝クラスを勝っている。ただ、最近は発馬が不安定なのがどうか。冬場になって馬力が上昇中のゴールドスノーも得意の1500mだけに前崩れの展開なら一発があっていい。

◎(9)チュウワモーニング…当初は芝を使われて6、4着ながら伸び悩み。5戦目でダートに転じて中団から早めにマクって快勝した。次戦の1勝クラスでは11着と惨敗に終わっているが、この中間は坂路で好時計を連発して好仕上がり。地方交流戦に矛先を向けてきたのは何とかしたい陣営の思惑だろう。先行争いが激しくなりそうなのも好位~中団から差し脚を伸ばす同馬に持って来い。岡部騎手が勝利へと導くか。

○(5)クールココナヒメ…デビューから2、1着。阪神ダート1200mで2番手から抜け出したが、その後は姫路の1勝クラスの交流戦で3着があるだけ。ただ、2走前に中央場所で0秒4差があればここなら上位視が可能だろう。問題は展開で、外から⑥あたりに絡まれそうなだけに、ハナを譲って番手に切り返せばいいが、その辺りは鞍上の松本大騎手の手腕に委ねられる。すんなり運べば1着目まであっていい。

▲(8)ハクサンライラック…阪神ダート1400mの1勝クラスで勝ち鞍があり、2勝クラスでハナを切った戦歴を誇る。実績的には中央馬が相手でも互角以上にやれていいだろう。ただし、最近はゲートの不安がつきまとう。前走の地元馬同士のA3組では追い込む形で3着と地力の一端を示したが、ここに入ってはそうもいかないか。何とか五分に出れば長打の魅力を秘める。控える競馬でもこの枠なら格好は付ける?

△(2)ゴールドスノー…A3特別、A2特別と連続2着と好ムードで臨んだ前走で5着とは案外だったが、実績的には1500mがベターで見限るのは早計だろう。得意の冬場で馬力が上がっているのは確かで、流れが合えば一発の魅力を秘める。1勝クラスの交流戦は中央馬が優勢だが、前掛かりの流れになれば食い込んで不思議ない。

×(4)レインボーウェザー…笠松未勝利交流での勝ち上がりだが、ダート1400mが主戦場なのは強調できる。1勝クラスの2戦は12、13着と振るわないが、地方の時計を要す馬場で変わり身を示す可能性は十分だろう。今村聖騎手で3キロ減の恩恵があるし、うまく好位インに収まれば粘り込みがあっていい。2着なら好配含みか。

×(1)ツウカイアペックス…全7勝を道営で挙げているぶん強調できないが、4走前の中京ダート1200mの1勝クラスで0秒1差6着に粘闘した戦績から大きな引け目はないだろう。ただし、2走前の笠松戦の4着というのが引っ掛かる。同じ東海地区のレベルを考慮すればマイナス材料に感じてしまう。軽視はできぬが大きな肩入れは?

おすすめ買い目

馬単 9→5 5→9 9→8 8→9 9→2 2→9 9→4 9→1

 

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