第41回中央競馬・地方競馬交流農林水産大臣賞 佐賀記念(JpnIII)特設サイト 2014年2月13日(木)佐賀競馬場

予想情報

佐賀記念 予想印 矢野 吉彦氏 赤見千尋氏 斎藤修氏 ネットケイバ編集局
馬番 馬名(所属)        
1 ソリタリーキング(JRA)
2 エーシンモアオバー(JRA)
3 ホクセツサンデー(兵庫)        
4 ナムラタイタン(JRA)
5 メイホウホップ(佐賀)        
6 プルプル(佐賀)        
7 デュナメス(佐賀)        
8 ランフォルセ(JRA)
9 フリートストリート(JRA)      
10 マイウエイ(佐賀)        
11 オオエライジン(兵庫)
12 トウホクビジン(笠松)        

スポーツアナウンサー 矢野吉彦氏の予想!

【予想買い目】

◎2、エーシンモアオバー
〇8、ランフォルセ
▲1、ソリタリーキング
△4、ナムラタイタン
△9、フリートストリート
△11、オオエライジン

(2)(8)→(2)(8)→(1)(4)(9)(11)

09年のスマートファルコン、去年のホッコータルマエなど、歴代の勝ち馬にはダートの強豪が名を連ねている佐賀記念。今回私は、去年の2着馬エーシンモアオバーと、ダイオライト記念、浦和記念の優勝馬ランフォルセを中心に据えようと思っています。

エーシンモアオバーは逃げてしぶとい馬。いい枠を引き当て、自分の競馬ができそうです。ランフォルセは、前走の川崎記念が多少余裕残しの馬体で4着。そのひと叩きの効果に期待してみました。

地方競馬ファンとしてはオオエライジンに頑張ってもらいたいところですが、同馬はこれまでのJRAとの交流戦では3着が最高成績。なのでここは、3着候補の一角にとどめておきます。

馬券は、中心馬2頭を1、2着にした3連単のフォーメーションで。ではみなさん、馬券を当てて寒さを吹き飛ばしましょう!

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元高崎競馬騎手・Red Viewでおなじみ 赤見千尋氏の予想!

【予想買い目】

◎11、オオエライジン
〇2、エーシンモアオバー
▲4、ナムラタイタン
△1、ソリタリーキング
△8、ランフォルセ

昨年はホッコータルマエが、このレースでの快勝をキッカケに快進撃!一気に頂点まで上り詰めたわけですから、今年はどんな戦いになるのか楽しみですね♪

まず注目したのは、兵庫の宝物オオエライジンです!
これまではダートグレードになると少し荷が重かったですが、約1年の休養を経て復活した現在は、一回りパワーアップした印象。

前走の『報知オールスターカップ』では、慣れない左回りを物ともせず、早め先頭から最後はソラを使うご愛嬌(?)まで見せての勝利でした。

着差は少なかったですが、直線半ばからずっとソラを使っていましたから、もっと強い相手でも戦えるという手応えを感じたレースでした。

今回、JRAの強豪たちは58キロでの出走。
56キロというハンデはプラスです。

さらに、2012年に佐賀記念に挑戦した時には5着に敗れているのですが、その時は勝ったピイラニハイウェイがレコードを叩き出す高速決着。
その中で、直線は5頭の叩き合いになり、負けはしたもののコンマ3秒差。着順以上に内容は評価出来るものでした。

現在のオオエライジンがダートグレードでどこまで戦えるのか、本当に楽しみな一戦です。

対抗はエーシンモアオバー。
前走の『名古屋グランプリ』は5着と、この馬としては物足りない結果でした。
しかし、あの時はトウショウフリークがハナに行く展開で、自分のリズムで行けないと脆いこの馬の弱点が出てしまった形。

今回は単騎逃げが見込めるし、昨年のこのレースもそうでしたが、とにかく前に行った馬が強い舞台。
自分のリズムで行ければ、相当渋太い脚を見せてくれるのでは。

三番手には、ナムラタイタンを推します。
地方場所はこれまで2回挑戦して、『南部杯』は落馬、『東京大賞典』は4着と、いずれも馬券に絡む活躍は見られません。

でも、今回のメンバーはこの馬にとって明らかに手薄。実績を考えれば、能力的には上位に位置しています。

前々走の『フェアウェルステークス』では、久しぶりにこの馬らしい脚を見せてくれましたし、前走の『東海ステークス』は10着に敗れたものの、先行して直線半ばまで頑張っていました。
あの走りが出来れば、小回りの佐賀ならばもっと上位に食い込めたと思います。

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元「ハロン」編集長 オッズパークブログでもおなじみ 斉藤修氏の予想!

【予想買い目】

◎1、ソリタリーキング
○2、エーシンモアオバー
▲11、オオエライジン
△4、ナムラタイタン
△8、ランフォルセ

ソリタリーキングは、ここ2戦の着順はよくないが、一線級が相手でのもの。昨年夏以降、地方のダートグレードでは、マーキュリーカップJpnIIIを勝って、日本テレビ盃JpnIIはワンダーアキュートと一騎打ちでクビ差の2着、JBCクラシックJpnIでもワンダーアキュートと2着争いを演じてハナ差の3着。GI級の馬がいないこのメンバーなら能力最上位。

エーシンモアオバーは、ここ2戦は勝ち馬から離されての敗戦が続いているが、浦和記念JpnIIではマグニフィカに無理やりという感じでハナを奪われた上に、1、2着馬に早めに来られてしまう苦しい展開。名古屋グランプリJpnIIでは掛かり気味に大逃げのトウショウフリークがいてというもの。今回は内目の枠に入り、メンバー的にすんなりハナをとってマイペースの逃げに持ち込めそうなだけに、3走前の白山大賞典JpnIIIのようにこの馬の展開になるかもしれない。

オオエライジンは兵庫に戻って3連勝。しかも前走は川崎に輸送してのレースで、確実に調子を上げてきている。GI級の馬がいないこのメンバーなら、2度の3着がある兵庫ゴールドトロフィーJpnIII以上の成績も狙えそう。

ナムラタイタン、ランフォルセは、ときに強いレースをするものの、年を重ねてそういうレースを見せることも少なくなってきた。馬自身の調子に加え、展開が向けばあっと言わせる場面もあるかもしれない。

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国内最大級の競馬情報サイト netkeiba編集部の予想!

【予想買い目】

◎1、ソリタリーキング
○2、エーシンモアオバー
▲4、ナムラタイタン
△8、ランフォルセ
△11、オオエライジン

地方の砂に限っていえば、これまで一度も掲示板を外したことがないソリタリーキング。地方での近5走も[3着][2着][1着][3着][4着]と抜群の安定感、とりわけ昨年11月のJBCクラシックはホッコータルマエ、ワンダーアキュートら強豪相手の3着なのだから信頼感は増す。ここは相手関係でも優位、中央での連敗には目をつむって中心視したい。

相手は同じ中央勢のエーシンモアオバー、ナムラタイタン、ランフォルセを上位に見る。ここ10年でJRA所属馬が9勝、今年もその傾向は続くはずだ。

地方馬では3連勝中のオオエライジン。佐賀記念での地方勢はある程度人気になる馬でないと出番がない。一発の期待をかけるならこの馬で仕方なさそうだ。出走の2月13日は"バレンタイン・イブ"。残念ながら本命チョコは望み薄だが、穴でも対抗でもいいから的中がほしいものだ。

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今年もJRA勢が強い!ソリタリーキングに期待

【中央所属馬の評価】
ソリタリーキングは昨年のJBCクラシックでホッコータルマエを相手に0秒4差3着と健闘。ここ2戦は不本意な競馬が続いたが、マーキュリーC優勝を含め、昨年のダートグレード競走では4戦して(1120)と抜群の安定感。2000メートルも守備範囲。相手関係に恵まれた今回は4度目の重賞制覇に期待。

エーシンモアオバーは自分の型に持ち込めないとモロいところがあるが、マイペースで逃げた時の強さは、昨年の白山大賞典優勝で証明済み。今回は強力な同型不在で単騎逃げが濃厚と思われ、持てる力を存分に発揮できそうだ。昨年の2着馬でもあり、コース、距離に不安はない。逆転Vも狙える。

ランフォルセは前走の川崎記念は勝ち馬に1秒7離されての4着だったが、相手はGIホース。あの結果も致し方ないだろう。3走前の浦和記念では、エーシンモアオバーに9馬身差をつけて優勝。58キロでも力量的にこのメンバー相手ならチャンスはある。

ナムラタイタンは一昨年の東京大賞典以来の2000メートルになるが、その当時の最強メンバーが集まった一戦で4着と好走したように実力は十分。前々走の内容を見ても、地方交流重賞ならメンバー次第で通用してもおかしくないはず。中間も順調だし、ここなら一発を警戒。

フリートストリートは昨年のエルムSを優勝。近走は結果が出ていないが、中央場所で重賞を勝っているように、ここで力不足ということはないはず。中間の追い切りでは併走馬相手に先行先着するなど、気配は上向いているだけに、コース替わりで一変する可能性も十分。

【他地区所属の評価】
オオエライジンは地方交流重賞を勝ち3連勝でこの舞台にやってきた。佐賀記念は2度目の挑戦になるが、一昨年はレコード決着で勝ち馬から0秒3差の5着。今年はその時以上のデキで臨めるだけに、着順アップは十分見込める。JRA勢相手でもヒケは取らない。

ホクセツサンデーは地元重賞では上位を争っているが、さすがにダートグレード競走となると相手との力関係が気になるところ。名手の手腕でどこまで食い下がるか。

トウホクビジンは川崎記念が大敗。今回は幾らか条件は楽になったとはいえ、それでもJRA相手では力不足は否めないところ。評価控え目。

【佐賀競馬所属馬の評価】
デュナメスは九州大賞典、中島記念を優勝。地元の大将格といえるが、今回はこれまでとは相手が違う。昨年の佐賀記念は地元馬最先着とはいえ7着では……。ダートグレード競走では厳しい。

プルプル、マイウェイ、メイホウホップデュナメスとの力の差を考えると、苦戦は免れない。

【解説者の予想】
昨年はNARグランプリ2013ダートグレード競走特別賞に輝いたホッコータルマエが優勝。快進撃はここから始まった。今年もそれに続く馬が出てくるのか注目したい。ソリタリーキングは昨年のJBCクラシック3着馬。ダートグレード競走では常に上位を争っており、ここ2戦に比べて相手関係が楽になった今回はV最有力とみる。エーシンモアオバーは昨年のこのレース2着馬。自分のペースで逃げた時の強さは相当なものだし、今年も要注意。昨年の浦和記念の覇者ランフォルセ、実力馬ナムラタイカンもこのメンバー相手ならチャンスはある。コース替わりでフリートストリートにも警戒が必要。地方勢では3連勝と勢いに乗るオオエライジン

(文/對馬 大樹)

おすすめ買い目

馬単 1→2 2→1 1→8 1→4 1→9 1→11

東海S組のソリタリーキングに期待

【JRA所属馬短評】
ソリタリーキングは前走東海ステークスGIIが9着。スタートこそ悪くなかったが、序盤の速い流れにややついて行けずに後方からの追走。最後の直線での伸びもひと息だった。もはや中央のレースだと好位が取れず、苦しい印象。地方のレースならば変わり身が見られるだろう。

エーシンモアオバーは昨年の佐賀記念JpnIIIが2着。当時はホッコータルマエよりも2キロ重い斤量を背負い、同馬と0.6秒差の2着だった。近2走は4コーナー先頭の形が取れていない。自分の得意な形に持ち込めれば勝ち負けになるだろう。

ナムラタイタンは前走東海ステークスが10着。前年2着のレースで、相手関係的には今年の方が楽だったが、最後の直線は大きく失速してしまった。一応、2番手からの競馬で、道中の行きっぷり自体は悪くなかった。本質的には距離が微妙も、近走は中距離でしか好走できていない。今回はどこまで踏ん張れるか。

ランフォルセは前走川崎記念JpnIが4着。実力的にはほぼ順当な結果といったところか。単純に今回は相手関係が楽になる分、チャンスは出てくるはず。ただ、年齢的な影響もあり、常に全力を出し切れるとは限らない感がある。

フリートストリートは相手強化も、距離延長での可能性にかけた川崎記念が6着。勝負どころで早々と手ごたえが怪しくなり、大きく失速した。6着とはいえ、勝ち馬からは3.0秒差と負けすぎの印象は否めない。昨年夏のエルムステークスGIIIではエーシンモアオバーを撃破して重賞初制覇。ここでも力は足りるが、本調子にない可能性がある。

【地方所属馬短評】
兵庫のオオエライジンは前走川崎に乗り込み、報知オールスターカップを優勝。兵庫所属馬としては特別な存在で、ダートグレードでも期待される馬。12年の佐賀記念JpnIIIでは1番人気に支持されるも5着。その後、飛躍的に力をつけた感はないが、目下、3連勝と再び勢いを取り戻している。今回、どこまで食い下がれるか。

【予想のポイント】
抜けた馬がおらず難しい一戦。主導権を取れそうなエーシンモアオバーが展開さえ向けば連軸としては有力か。ただ、データからは前走東海ステークスGII組を推したい。中でもソリタリーキング。昨年秋の奮闘が光る。巻き返しに注目だ。

(文/栗田 勇人)

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