第11回吉野ヶ里記念
8月に実施するサマーチャンピオン(JpnV)のステップレース(1,2着優先)として、九州競馬代表馬を決定する一戦。
競走要綱
施行場 | : | 佐賀競馬場(右回りダートコース) |
開催日時 | : | 2009年7月19日(日) |
競走距離 | : | 1,400m |
出走条件 | : | サラ系3歳以上 |
見どころ
夏の短距離決戦・西日本スポーツ杯「第11回吉野ヶ里記念」は19日に迫った。 サマーチャンピオン(JpnV、来月17日)に向け、九州地区代表を選ぶ前哨戦でもある。 中心に推すのはアルカライズ(牡6・九日)。今春のはがくれ大賞典を制して、佐賀のトップに躍り出た実力馬。距離1400bは未知数だが、前走特別1750bでハナに立って逃げ切り勝ち。しかもレコードで、短距離戦に向けての試運転としては上々と言える。
ステップ競走の黒髪山特別(1400b)で2着のビッグクラウン(牡8・大垣)が相手筆頭に浮上。笠松からの移籍初戦だったが、好位から抜け出しを狙って結果を残した。やや太め残りだったことを考えれば、転入2走目の上積みが見込める。
エフケーフィル(牡6・浜田)は黒髪山特別で4着。持ち前の末脚を繰り出したが、届かなかった。佐賀で初めての1400b戦で戸惑いもあったか。この距離2走目で道中の反応も鋭さを増すとみる。
自在の攻めが身上のマイネルマキシマム(牡6・山田義)は確実に上位争いを演じている。黒髪山特別では直線追って3着。距離適性も十分で馬券的にも外せない存在だろう。
この上位4頭の争いとみるが、昨年の吉野ヶ里記念の覇者で復活を目指すオリオンザクロノス(牡6・西岡)に注意を払いたい。
(西日本スポーツ・吉浦 徹)
昨年の結果

着順 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 所属 | 性 | 齢 | 騎手 | 調教師 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 2 | オリオンザクロノス | 佐賀 | 牡 | 5 | 鮫島克 | 西岡龍 | 1 |
2 | 5 | 5 | ザオリンポスマン | 佐賀 | 牡 | 7 | 北村欣 | 西岡龍 | 2 |
3 | 6 | 8 | シルクエレメント | 佐賀 | 牡 | 7 | 川野幸 | 山田勇 | 3 |
4 | 3 | 3 | エアオーサム | 佐賀 | 牡 | 7 | 吉田隆 | 東美義 | 8 |
5 | 8 | 11 | カシノバズライト | 荒尾 | 牡 | 6 | 林陽介 | 崎谷彦 | 4 |