はがくれ大賞典
見どころ
今年で6回目を迎えるスポニチ杯「はがくれ大賞典」。豪華メンバーがそろったが、中心は連覇を狙うワンパクメロ(牡6・川田)。
昨年、九州大賞典、中島記念を連覇して5度目の重賞制覇を達成。 前走の佐賀記念は6着に終わったが、JRAなど全国の強豪を相手によく健闘した。佐賀記念の疲れもなく順調に仕上がった。よほどのアクシデントがない限り、取りこぼしはないだろう。
アルカライズ(牡6・九日)が相手。
JRA4勝の実力馬で、初戦の鏡山特別を好位からキッチリと抜け出し、実力通りの走りを披露。1戦叩かれた上積みは十分に見込め、ワンパクメロにとって大きな壁となるのは間違いない。
一角崩しは昨年5月から10戦7連対(5勝)と、安定した走りを見せるカミノチカラ
(牡6・吉田)。
A2格付けだが、中島記念でワンパクメロと好勝負を演じ、能力の高さを証明。前走の鶴見岳特別でも2着馬に2馬身差で圧勝。不気味な存在だ。
セルフリスペクト(牡8・東美)が上昇ムード。
一時は大敗が続いたが、近走はCCAと徐々に本来のデキに戻りつつある。前走の鏡山特別ではアルカライズに負けはしたが、中身の濃い2着だった。もともとJRA4勝の実力馬だけに、軽視はできない。
マイネルマキシマム(牡6・山田義)も侮れない。
前走の鏡山特別こそ4着に終わったが、昨年1月から15戦12連対(10勝)と安定した戦績。うまく好位に取り付けば、連に絡んで来る可能性も十分。
(スポーツニッポン・藤本 環)