小林優香選手:今、ひとつほっとしたなと思っています。
小林:去年はスタートが後方になってしまってそのまま後方に置かれた形になってしまったので、絶対スタートはとる、と思っていました。動きとしては、みんな奥井さんの番手っていうのを欲しがっていて、そのあたりでレース中、危ない場面もあったんですけど、まあ、でもそこで引いてしまったら自分に勝ちはないと思ったので、そこは引かずに前々踏めたのは良かったかなと思っています。
小林:私にとって奥井さんは一番のライバルなので。彼女の日本一の先行は私にしか捲れないと思いますし、彼女は本当に日本一の先行屋なのでその選手に勝てた、というのは素直に嬉しいです。
小林:そうですね。去年のグランプリは本当に悔しくて。もしかしたら自分には競輪なんか向いていないんじゃないかな、と思うこともありました。12月に入ってからの勝てなかった2つのレースは、(※このままじゃいけないと神様が教えてくれているような)意味があって、やっぱり今日の勝ちにつながっていたんだなと。本当に師匠(藤田剣次選手)だったり、コーチだったりという方々に少し恩返しできたかなと思えたのは良かったです。※前夜祭時のインタビューより
小林:このグランプリの雰囲気というのも2年目になって慣れてきましたし、師匠やコーチからも攻めることだけ考えろと言われていたので、本当にオッズも見ませんでしたし、自分のリズム、雰囲気を作って2日間を過ごせたことが、うまく噛み合ったのかなと思っています。
小林:最強、無敵になるためにまだまだ練習していかなきゃなと思っています。
小林:やっぱり、これからも私に求められているのは勝ちだけではなく、競走内容だったり、上がりタイムだったり、皆さんが期待されている連勝記録だったりだと思うんですけど、それをあまり気にしすぎてしまっては自分自身がおかしくなってくるので。ただ、自分が求めているスピードというのはこだわっていきたいと思うし、着差というのも、もっと大差をつけて後続を引き離すようなレースをして勝ちたいと思っているので、そこら辺を意識して練習したいと思います。
小林:そうですね。本当にもうずっとたくさんのご声援を今日もいただいて「優香ならできるよ」とか「頑張れ」とか、本当にその言葉だけで力になるので、やっぱりこれからもその応援に恥じないようなレースをして、しっかり貢献して頑張っていきたいと思います。
小林:そうですね。本当に声援があればあるほど、私は燃えるので本当に良かったと思っています。
小林:ありがとうございました!
昨年のガールズグランプリ2014(岸和田)では悔しい涙の3着。1年後、見事雪辱を晴らして嬉し涙を流した彼女のレース直後に喜びの声を聞きました。