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2017年10月31日   北海道2歳優駿 (門別競馬)  

門別競馬   第10レース   今年の2歳王者はヤマノファイト
対馬 大樹

monbetu02.jpg【中央所属馬の評価】
 ドンフォルティスはデビューから3戦連続で出遅れも、その3戦はいずれもメンバー最速の上がりを計時。新馬戦こそ3着も、未勝利、500万条件を完勝した内容は高く評価できる。1800メートルに距離が延びてどうかだが、そこは門別コースを熟知している武豊騎手なら問題ないはず。ユタカマジックに期待。

 フィールシュパースは芝の新馬戦は出遅れて見せ場なく終ったが、ダート替わりの未勝利戦を快勝。今回と同じ1800メートルで勝てたのは大きな収穫だ。レコード決着となったプラタナス賞も水準以上の内容で3着。重賞でも期待できる力の持ち主。チャンス十分。

 マイネルアンファンは2戦目の未勝利戦で初勝利。同馬も1800メートルで勝っているように距離に不安はないが、今回は一挙に相手強化。入着が一杯か。

 ムルシェラゴは3戦目の前走、東京ダート1600メートルをレコード勝ちで初勝利。ブリンカー効果もあり、出脚も良化。あの内容ならこのメンバー相手でも差はないだろう。中間の動きも上々、更に上積み見込める今回は、重賞でも一発あって驚けない。

【ホッカイドウ競馬所属馬の評価】
 サザンヴィグラスはデビュー戦から3連勝した素質馬で栄冠賞とブリーダーズGJCの優勝馬。今年の2歳の中ではトップレベルの実力。この2戦は②③着も門別では4着以下なし。鞍上、吉原騎手で巻き返しを狙う。

 ヤマノファイトはイノセントC、サンライズCと重賞2連勝中。そのサンランズCで、サザンヴィグラスとハッピーグリンを一蹴。芝では結果を残せなかったが、門別ダートではオール3着以内の安定感を信頼。

 ハッピーグリンは芝に挑戦した札幌2戦はいずれも3着と芝適性の高さも示したが、ダートはそれ以上の活躍で5戦して10割連対と底を見せていない。前哨戦は2着でも、あくまでも本番はこのレース。大一番で逆転Vへ。

 ディーエスソアラーは重賞で連続6着。大レースではまだ力不足といった印象。今回も先手は取れそうだが、どこまで踏ん張れるか。

 ナナヒカリはまだ条件馬で、これが重賞初挑戦。一線級相手のここは力量的にも厳しいだろう。今回は静観が妥当。

【解説者の予想】
先月行われたエーデルワイス賞では道営馬が1~5着までを独占。更に地方交流重賞でも優勝馬が多数出ていて、今年のホッカイドウ競馬の2歳は相当なハイレベル。ここも勿論、本命は地元のヤマノファイトだ。前哨戦のサンライズCが着差以上の強さだったし、一戦毎に強くなっているのが成績にもハッキリ。鞍上もエーデルワイス賞優勝と絶好調の阿部龍騎手。重賞3連勝で2歳王者に輝く。相手はダートでは5戦して10割連対と底を見せていないハッピーグリン。まだ重賞勝ちはないが、これまでの戦歴を見ても、間違いなく全国レベルの実力馬。大一番で逆転を狙う。栄冠賞とブリーダーズGJCを制したサザンヴィグラスもここが目標のレースだけに上位から外せない。JRA勢ではドンフォルティスムルシェラゴに期待したい。

おすすめ買い目

馬単 8→4 4→8 8→6 6→8 8→7 7→8 8→9

 

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