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2017年10月24日   ゴールドウィング賞(SP1) (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   東海地区最初の2歳統一重賞に熱視線!
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

nagoya01.jpg 名古屋、笠松有力どころの手合わせが初となるゴールドウィング賞。ほとんどが初距離でもあり例年、波乱含みだが、今年は比較的、上位勢がしっかりしている印象。その中でも主力を形成するのが笠松で2戦2勝のビップレイジングと名古屋9月21日の認定競走で1、2着のサムライドライブメモリーメディア。甲乙丙つけ難いが、個人的な好みで③とした。クルセイズスピリツディーエスパースンは距離が微妙だけに、可能性を求めるなら1戦1勝でやってきたハッピーチアフルのほうか。

 メモリーメディアは先着を許したのはサムライドライブと同じく素質ある僚馬メモリーメソッドの2頭のみ。2歳屈指の評価に変わりはない。ここは2走前の経験が生きそうだ。「まだ芯がしっかりしていないし、馬体の締まりもない。納得できる状態ではないよ。9月戦は展開面で不利な面があったから、スムーズに運べればとは思っているけど」。

 サムライドライブは無敗もさることながら高評価のメモリー2頭、メソッド、メディアを下しているのがいい。ここも正攻法で受けて立つ。「緩さがあったり芯がしっかりしていない面はありますが、結果は出せています。目標にしていたレースですし、何とかモノにしたいですね」。

 ビップレイジングは秋風ジュニア、ジュニアクラウンを連勝し、笠松の2歳戦線を牽引する存在となっている。1600mを一番喜んでいるのはこの馬だろう。輸送をこなせば。「出脚はもうひとつだが、体調の良さでカバーできている。いい脚が長く使えるので距離も歓迎だよ。少しうるさい面はあるが、輸送さえクリアできれば勝ち負けに」。

 ハッピーチアフルは抜きつ抜かれつのデッドヒートを制し、スピードと勝負根性を披露した。距離など未知な部分は多いが、不気味さあり。「入厩して半月ばかり。まだつかみ切れないというのが正直なところ。一度走りを見ないと何ともねえ」。

 クルセイズスピリツは道営の認定新馬を勝ち、勝ち馬戦でも1番人気に推された素材。追ってからに課題も、スピードを生かせる流れなら。「追ってからのバランスがもうひとつ。トモに力が備われば違った走りができるとみているが、現状はもうひとつだねえ。今回は控える競馬を試してみたい」。

 ディーエスパースンは内をさばくのに無理したし、勝ちにいった結果だけに酌量の余地はある。追ってからに課題もあるが、見限りは早計。「初戦はポジションを取りに行って失速した格好なので、今回は出たなりの競馬で臨みたい。激変とまではいかないが、距離に対応できれば」。

おすすめ買い目

馬単 3→8 8→3 3→4 4→3 8→4 4→8

 

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