おすすめ注目レース

2017年10月13日   姫山菊花賞 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   混戦の抜け出すのは果たして!?
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 宮垣 優

sonoda05.jpg その金ナイターのメインはJBC指定競走の第57回姫山菊花賞。今年は11頭とフルゲートにはならなかったが混戦のメンバー構成。そんななか、本命はエイシンニシパ。ここ2走は2着が続いているが内容は良い。最内枠も問題ないしスンナリ先行できれば勝ち負け。相手候補は叩いて前進必至のサウスウインドと転入後大崩れが無いキングルアウの2頭。他には摂津盃を逃げ切ったマイタイザンや前哨戦で快勝したマークスマン、霧島賞を連覇したキヨマサがその後に続く。

エイシンニシパは名港盃など重賞を4勝している。ここ2走は2着が続いているが、2走前の摂津盃はトップハンデだったし、前走のオータムカップは早めに抜け出したことで勝ち馬の良い目標にされた印象のレースだったので内容的には良かった。その後も順調に乗り込まれている模様で仕上がり状態は良さそう。ここ3走は斤量が57キロだったが今回は56キロと1キロ軽減される。最内枠も過去にすべて掲示板に載っているので心配は要らないだろう。スンナリと先行できれば今年重賞3勝目も見えてくるだろう。

サウスウインドは昨年のこのレースの覇者。前走は6着と案外な結果だったが、兵庫大賞典以来約4ヵ月半振りの競馬だったことを考えると仕方の無い結果といえる。もともと叩き良化型なのでそこを叩かれて上積みは必至。脚質も多少は融通が利くのでハナに行けなくても番手あたりで競馬が出来れば巻き返せるだろう。スムーズに進めれば連覇も見えてくる。

キングルアウは兵庫に転入後2、3、3着と大崩れがない。前走は先行馬が有利な流れのなかこの馬だけが差して来た点は評価できる。今回は先行馬が多少揃っている印象なのでこの馬にとって良い流れになりそう。園田ではまだ勝利は無いが一発あってもおかしくない存在。

マイタイザンは前走摂津盃を逃げ切った。その後もいたって順調に調教を消化しているし、最終追い切りも活気のある動きを見せていた。今回は前走から斤量が1キロ増えるのと、同型の馬が数頭いる点が多少気になる材料ではあるが、自分の競馬ができれば前走の再現が十分に可能。

マークスマンはこのレースの前哨戦である9月22日の1870m戦では好スタートからスンナリ3番手に付けると2周目の3コーナー過ぎで単独先頭。直線では追い込んで来る馬を凌いで勝利した。終始外をまわる展開を考えると内容的には上々といえる。今年の5月から月2走ペースで様々な距離を使われてきているが安定した成績を残しているタフな馬。波に乗っている今が重賞制覇のチャンス。

キヨマサは佐賀の霧島賞を連覇している馬。今回の1700m戦が意外にも初めてだが、1870m戦で4戦して2勝2着2回と好成績をあげているので問題は無いだろう。前走は勝ち馬を捕らえることができなかったが、上がり最速の脚でクビ差まで迫っていたし、3着以下も8馬身差を付けていた。理想は2走前のように早めに先頭に立ち最後まで押し切る競馬だと思うのでそういう展開になれば好勝負できるだろう。

おすすめ買い目

馬単 1→9 9→1 1→6 1→10 1→7 1→5

 

※投票の際は、締め切り間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

 

地方競馬ならオッズパーク競馬