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2017年10月 4日   東京盃 (大井競馬)  

大井競馬   第11レース   JBCスプリントへ向け視界良好 ニシケンモノノフ
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬

ooi01.jpg【中央所属馬の評価】
 ニシケンモノノフは前走の北海道スプリントで4馬身差のレコード勝ち。初めて着けたブリンカーの効果も大きかった。いよいよ短距離路線の顔役に昇ってきた。気性面の成長がみられるし、本来は自在型だけに、出たなりで競馬出来るはず。

 コーリンベリーは前2年3、2着。一昨年は同条件で行われたJBCスプリントを制覇している。今回骨折休養明けで、8ヵ月ぶりの久々になるが、帰厩後再び不安で放牧されて、急仕上げの復帰戦。好位差し利く強みあり地力も上位だが、今回は半信半疑。

 ショコラブランはダートグレード競走参入後3、2、4着。レコード続きの近走だが、一貫して自在の競馬で地力とセンスをアピールした。左回りより右回りの方が好成績で、大井コースは初めてだが合うはず。安定度高い。

 ドリームバレンチノは昨年このレース含めダートグレード競走3勝。今季10歳だけに大きな変わり身はないが、大きな衰えも感じられない。混戦になれば経験豊富なこの馬の自在性と勝負強さが生きる。

 ナックビーナスは近走芝志向だが、過去ダート1200mも未勝利戦で1勝している。重賞は2着どまりだが、オープン特別を3勝。牝馬ながら上積みが見込める500キロ台の馬格と血統。ダートでどんな走りをするか楽しみ。

【地方所属馬の評価】
 ブルドッグボスの前走テレ玉杯オーバルスプリントはスタート不利が響いた。2走前のクラスターカップでは上がり34秒1、出色の切れをみせてレコード勝ち。大井コースは東京スプリントで小差4着だけに、巻き返しに期待したい。

 スアデラの前走アフター5スター賞は、結果人気倒れだったが、絶好調すぎて道中は力んで走っていた。経験を積んで前進が見込めるし、今回は余裕を持った調整。11秒台が十分可能だろう。

 兵庫のトウケイタイガーは今春のかきつばた記念圧勝で本格化。以降も勢いを持続している。大井は初コース、長距離輸送に加え、さらに相手は上がるが、ここも徹底先行で。

 キタサンミカヅキは転入初戦の前走アフター5スター賞で大外一気。地力と大井適性を同時に示した。1200m11秒6なら例年の東京盃で勝ち負けレベル。連勝可能だ。

 シゲルカガは1200m6勝の実績、東京スプリント2着もあるが、近走は大敗が続いている。下り坂の転入だが、ハナ切ってマイペースに持ち込めれば見せ場はあるはず。

 サトノタイガーはダート短距離で実績豊富だが、近況からはやはり衰えが隠せない。瞬発力にも陰りが。

 マルモリロイヤルは今回重賞初挑戦。好調さ、1200m適性は認めても流れ自体が大きく違う。まずは経験を積んでからだろう。

 カリスマサンスカイは転入後【0-0-0-7】。反応の鈍いレースぶりで年齢を感じさせる。上積み疑問。

 高知のミッキーヘネシーは意欲的な挑戦だが、前走テレ玉杯オーバルスプリント6着がダートグレード競走での力関係。もとより適性は中距離。

 メジャーアスリートの全日本2歳優駿2着は遠い話。近況どおりスピード面にはっきり衰えがある。期待薄。

 ランドマーキュリーのJRA4勝はすでに遠い話となった。転入後不振続きで中距離向きだけに。

【解説者の予想】
 このレース2、2、1着のドリームバレンチノは今年10歳。さらに本来なら主役格のコーリンベリーが順調さを欠いての復帰。地方勢にもチャンスありそうなメンバーだが、軸は北海道スプリントカップをレコード勝ち、1200m【5-2-0-1】のニシケンモノノフに期待したい。
 クラスターカップをレコード勝ちしたブルドッグボスが相手本線だが、54キロで見直したいスアデラ、今春かきつばた記念を制した兵庫のトウケイタイガーも実績互角で侮れない。
 往年の力は期待できないがドリームバレンチノも見限れないし、転入初戦のアフター5スター賞を制したキタサンミカヅキ、大崩れないショコラブランまで。

◎ニシケンモノノフ
○ブルドッグボス
▲スアデラ
△コーリンベリー
△トウケイタイガー
△ドリームバレンチノ
△キタサンミカヅキ
△ショコラブラン

おすすめ買い目

馬単 6→14 6→11 6→7 6→12 6→10 6→9 6→4

 

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