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2017年9月15日   オータムカップ(SP2) (笠松競馬)  

笠松競馬   第10レース   笠松で名古屋勢が兵庫馬を迎撃!?
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

kasamatu02.jpg 7月、名古屋1900m名港盃の最後コーナーは遠征馬の集団がクローズアップ。地元最先着の4着マヤノカデンツァとの差は7馬身。力の差をまざまざと見せ付けられた。今回もその1、2着馬である兵庫エイシンニシパウインオベロンが参戦してきて戦々恐々。だが、切れ者ヒロノカマオレエーシンマックスが条件魅力と出張するし、前出マヤノだけでなく、9着に完敗のヴェリイブライトもキトキトを負かしてリベンジに挑む。名港盃のようにはいかないだろう。

 ヒロノカマオレは競馬がうまいとは言えぬが、直線ではグイグイ脚を伸ばす。距離、そして笠松替わりが吉と出れば大仕事をやってのける!? 「キレのある動きだったし追い切りは上々。コーナーで動けないので笠松がどう出るかは分からないが、距離は合いそう。オープン馬相手も2度目になるし、上位を目指したい」。

 エーシンマックスは2走前がハマったかに映るが、前走も脚は繰り出している。芝2000mで5勝の元中央オープン馬。待望の1900mで注目だ。「先週の土曜日にキトキトと併せて追い切ったんだが、追いかける格好だったことを思えば納得の動き。暑い盛りより上向いているよ。2走前は不良馬場。中央では芝が得意だったので、笠松の軽い馬場は適性があるかも。上がりが速くなるとつらいが、中団あたりに取りつければ」。

 マヤノカデンツァはひと叩きして臨んだ名港盃は兵庫2頭の前に為す術なし。今度はぶっつけ。後方からは覚悟の上。笠松であらためて。「2カ月ぶりのレースになりますが10日の動きはなかなかのもの。むしろ近2走と比べても良かったですね。これなら初戦から力を発揮できそうです。順調なヴェリイブライトに対して地力面ではこちら。あとは兵庫勢との力関係になるでしょう」。

 ヴェリイブライトは休み明けとはいえあのカツゲキキトキトとの叩き合いを制した。1900mもこなせぬことはない。笠松コースなら。「くろゆり賞は力をうまく出し切れました。涼しくなって夏負けからも回復傾向にありますし、いい状態を保てています。1600m~1800mの相性はいいのですが、1900mはそれほどでもないので、そのあたりが鍵でしょう」。

 エイシンニシパは園田の新春賞と名古屋の名港盃。4歳になっても成長の歩みは止めない。岐阜金賞勝ちのコースと距離で5つめの勲章を。「前走は勝ち馬にうまく逃げられたが、自分の走りはできたかな。その後はここを目標に調整、涼しくなって調子は良くなっている。笠松で勝利があるし、距離が延びるのもプラス材料。好勝負を期待したい」。

 ウインオベロンは中央500万では2着までだったが、兵庫に戻ればオープンへ。ニシパとの対戦成績では分が悪いが、2走前はクビ差だ。逆転はある!? 「前走は外めの枠順に加え、最初のコーナーまでの距離が短いぶん好位置が取れなかった。笠松1900mのコース形態ならいい位置が取れるだろう。追い切り気配からも出来はいいと思うし、前半で少しでも前に取りつくことができれば」。

おすすめ買い目

馬単 6→10 10→6 6→7 10→7 6→2 10→2 6→1 10→1 6→8 10→8

 

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