Odds Park 競馬

　７頭立てだが、予断を許さぬ一戦。復調成った感のあるドナルトソンだが、もしハナに立てなかった場合にどうかというところが少しある。エーシンマックスは前走ぐらい走っても驚けないが、今度は人気だ。堅実オンワードハドソン、昇り馬ジェイエルマリーンの生え抜き牝馬も楽しみだが、狙いたいのはヒロノカマオレ。直線の鋭さはなかなか。ダテに船橋Ｃ１、Ｂ３を連勝していない。

　ヒロノカマオレは競馬がうまいとは言えないが、直線グイグイ伸びてくる。２走前負かしたバイザスコットを物差しにすればオープンでも!?　「暑さがこたえている様子はないし安定した状態だね。末脚が通用するかは何とも言えないが、この頭数ならロスなく乗れるし、力は出し切れるはず。試金石になるね」。

　ドナルトソンは６月あたりから攻め馬の気配がグンと良くなり、結果にもつながってきている。前走も４着だが０秒３差。まだ追う手だ。「前走はちょっと行き過ぎでオーバーペースでしたね。順調な過程で一連の出来を維持しているので、ポンと出てモマれない競馬ができれば巻き返しがあってもいいはずです」。

　エーシンマックスは２走前が案外で評価を下げたが、流れが向いたとはいえ最後方からぶっこ抜くとは！　元中央オープン馬を侮るなかれか。「中央時は芝を中心に使われていた馬。直前の大雨で脚抜きのいい馬場になったのが幸いしたかもしれないが、それにしても直線だけでよく差し切ったよ。もともと力はあるから馬場の状態に関係なく期待したい」。

　オンワードハドソンは２組といっても最上級だし距離も1400ｍ。常に力を発揮してくれるのが魅力である。1600ｍならオープンでも。「夏場がいいタイプではないが、特に悪くはない。まずまずではないかな。流れにうまく乗れればだよ」。

　ジェイエルマリーンは賞金順の編成が続いたこともあるが、成長も認めずにはいられない。展開も不問。初オープンでも楽しみはある。「何と言っても初オープン。この距離のベストタイムからすると少し足りない感じだよ。状態に変わりはないが、どこまでやれるかな」。