Odds Park 競馬

【結論】
　今年は13頭が出走。昨年以上に好メンバーが揃ってハイレベルな戦いになりそうだが、注目は門別では５戦全勝のタイセイバンデット。遠征の疲れもなく、ここまで順調な仕上がり。グランシャリオ門別スプリントで見せた強さは圧巻だったし、重賞Ｖ２で今年の道営短距離王に王手を懸ける。相手はここ目標に態勢を整えてきたメイショウノーベル。門別1200メートルでは４戦して連対を外したのは北海道スプリントＣだけ。地元馬同士なら大崩れはないし、58キロでも好勝負を期待。ここに来て２連勝と復調をアピールした昨年の道営スプリント２着馬コールサインゼロ，昨年の覇者レッドペリグリンも今季の安定感なら肉薄以上も可能だろう。８歳馬アウヤンテプイは全盛時ほどの迫力はないが、それでも３度道営短距離王に輝いた実績馬。前走案外でも見限りは早計。

【詳細解説】
　タイセイバンデットは門別では５戦全勝。今年のグランシャリオ門別スプリントの覇者でもある。今回は遠征帰りの一戦になるが、中間も順調に調整されて疲れは見られない。1200メートルまでならスピードの絶対値が違うし、ここも勝って今年の道営短距離王に王手を懸ける。

　メイショウノーベルの前走はあくまでもここへ向けての叩き台。休み明けで58キロを背負いながらもきっちりと連対を確保したところはこの馬の地力。ひと叩きされて確実に体調もアップ。再度58キロでも前走時とは気配が違う。ベストの状態で臨める今回は逆転Ｖも十分。

　コールサインゼロは春先こそ苦戦を強いられたが、ここに来て条件特別を２連勝。ようやく好調時の姿が戻ってきた。昨年の道営スプリント２着馬。立ち直れば重賞でも勝ち負けできる馬だし、もう目が離せない。

　レッドペリグリンは昨年のこのレースの勝ち馬。今季は５戦未勝利も２着３回、３着２回と馬券対象から外れていないところは評価していい。今年のリーディングを独走する桑村騎手騎乗も魅力だし、今のデキなら連覇も可能。

　アウヤンテプイは今年８歳。さすがに全盛時の迫力はないが、それでも過去に道営スプリントを３連覇するなど、３度も道営短距離王に輝いた実績馬。調子は悪くないだけに展開次第で一発あっても驚けない。