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2017年6月26日   穂高特別 (笠松競馬)  

笠松競馬   第10レース   不安より期待が上回るベルボーム
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース  幸村博之

kasamatu01.jpg C-1特別3勝を含む5連勝中のベルボーム。着差もさることながら逃げに好位抜け出しの勝ちっぷりがいいし、B-1特別でも通用していい時計で駆けている。前回の勝ち馬チェダーを筆頭にコンプリートゲームキタノアドラーブルダンスオーレは決して楽な相手ではないし、再々戦オロフィナアスールにも油断は禁物だが、期待も込めて中心視したい。

 ベルボームは生え抜きの4歳牝馬。3歳戦は2、3組で足踏みしたが、格付けを機に再加速し、この5連勝に至る。本格化成ったことをここで証明したい。「先週の予定を1週延ばしたことで息抜きできたし、好仕上がりだよ。行く馬がいれば控えても問題ないし自信を持って臨みたい」。

 チェダーはここ2走は逃げ切りだが、当地に来て控える競馬もマスター、安定した走りを続けている。顔ぶれは変わっても好勝負必至。「季節に関係なく堅実に走ってくれているからね。1400mほどの安定感はないが、距離は延びても特に問題はない。あらためて」。

 コンプリートゲームは中央2勝に大井B2B3で勝ち鞍。前走も迫られてからがしぶとく、突き放してからが楽だった。特別でも楽しみ。「間隔は詰まっているが、心身ともタフでへこたれた様子はない。相手が強くなる点は距離で相殺できると思うし、期待感はあるよ」。

 オロフィナアスールは平場を勝ち、特別で負けを繰り返しているが、相手が悪かったのも確か。ここはベルボームがいるが、それ以外となら。「気合乗りが増していい感じに仕上がっている。何度走っても勝てない馬はいるが、何とか接戦には持ち込みたい」。

 キタノアドラーブルは自己条件ならといったところだが、年初に凡走もしており扱いが難しい。ただ、持ち時計上位、切れ味も秘めるので。「前走は自分から動いて勝ちにいく競馬。強かったんじゃないかな。ここは人気どころでやり合う可能性もあるし、流れが向けばだね」。

 ダンスオーレは昨年秋にこの条件を快勝している。今年前半のブランク明けは一進一退だが、笠松コースでの変わり身に期待するのも手だ。「前走はなぜか動き切れませんでしたね。今回はヤネを替えてみます。状態うんぬんの問題はないので変わってもいいと思いますが、メンバーはかなり手ごわい感じですね」。

おすすめ買い目

馬単 3→5 5→3 3→9 9→3 3→1 1→3 3→8 8→3 3→4 4→3

 

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