Odds Park 競馬

昨年に続き休み明け連勝スタートを飾ったトウショウプライドが中心。ベストは千五～千七だが、しぶとく勝ち馬に詰め寄った昨年の百万石賞で距離に融通が利く事は証明済み。３連勝を挙げて重賞戦線に台頭してきたメイジンが対抗格。初の一線級との戦いだが、時計比較で見劣らないし、距離も問題ない。マイネルリボーン、ジャングルスマイル、セイカアヴァンサも流れ次第で連争い参加。

◎は⑦トウショウプライド。今季はここまでベスト距離で危なげなく連勝。今回はこれまで苦汁をなめてきた千九以上の重賞だが、昨年は好メンバーが揃った百万石賞で２着健闘。体質的に最もいい春なら手が届きそうで、今回も出来は絶好。スンナリ前目に付けられる展開になれば主役の座はそう簡単には譲れない。

○は③メイジン。相手強化の前走トライアルを快勝しここに駒を進めてきた注目株。見栄えのする好馬体とスピードの違いで当地では３戦３勝と全く底を見せていない。唯一の不安は揉まれた場合だが、中距離の内枠なら自分の競馬に持ち込みやすいはず。一線級相手で距離延長でも今の勢いは脅威。

▲は⑥マイネルリボーン。かつては当地伝統の一戦で一目置かれた存在。距離不足に思えた再転入緒戦をキッチリ差し切り、改めて地力の高さをアピールした。過去実績から距離延長は大歓迎だし、スタートに若干の不安はあるものの、射程圏内で運べれば上位２頭を逆転する事も十分可能。

△は⑧ジャングルスマイル。昨年は百万石賞、中日杯を制し古豪健在を示した。ただ、攻めのピッチが上がらず今回が今季緒戦。３月から使えた昨年でも勝ち星は４戦目に挙げており、以前ほど鉄砲駈けはしにくくなっている。地力は認めてもひと叩き必要か。

注は⑪セイカアヴァンサ。中央在籍時はダート2400ｍで３勝を挙げた長距離砲。初馬場に加え距離不足だった当地緒戦は３着でも納得できるし、ひと叩きされて臨む今回の方が出来は間違いなく上。持ち前の持久力を活かせれば面白い存在に。