Odds Park 競馬

　２歳の認定戦線で驚異の切れ味を見せていたドリームダークアイ。ブランクや道営移籍を経て昨年秋に戻ってきてからもその末脚は健在。半年の休養を挟んだ前走も時計平凡とはいえ大外をぶん回して勝ち、力の程は示している。相手はかなりそろったが、まだ期待していい地力は備えているはずだ。このクラスに実績のあるミスタービン、チェダー、エメラルドクイーン、ヤマニンデリシューも強敵だが、一番不気味なのはウインウェルスか。

　ドリームダークアイはブランク明けで強敵もいたがいきなり決めた。認定２勝はダテでなさそうだ。上積みを見込めばもちろんここでも!?　「時計のかかる競馬も幸いした感じだが、手探りの初戦で結果を出すのだから大したもの。叩いての上積みも見込めるし、期待は大きいよ」。

　ウインウェルスはＣ級混合とはいえなかなかの勝ちっぷり。未勝利の身ながら中央500万に在籍していた馬だ。Ｂ級ならといったところはあるので。「叩いたことで馬がコロッと変わってきました。かなり伸びしろがありそうですし、この条件でどんな競馬ができるのか楽しみですね」。

　ミスタービンは前に行けるし、道中動くことも。もちろん控えても脚が使える。２走前、すでに特別であわやの競馬。距離も望むところか。「この中間も馬なり調整だが、引き続き状態は良さそう。２走前もこの条件で差のない競馬。距離も苦にしないし、そこそこには」。

　チェダーは転入直前、園田の逃げて連勝のインパクトが強かったが、当地では柔軟に対応できているのがいい。１組にもメドはついている。「疲労感もないし、いい意味で平行線だね。このクラスにもメドはついているし、スムーズなレース運びができれば遜色ないのでは」。

　エメラルドクイーンは特別に勝るとも劣らないメンバー相手に番手抜け出し。逃げられればさらによし。1600ｍまでなら気にならない。「距離も良かったが、前走は平場とは思えないような相手関係。強かったんじゃないかな。あの内容ならここでもやれるはずだよ」。

　ヤマニンデリシューは久々でもいきなり決めた。かつての勢いとはいかぬまでも、底力は一目置くべきものがある。出てくるからには。「好走の反動や年齢的なものを考慮した上で間隔をあけてじっくりと。追い切りはほぼ予定通りだし、今回も力は出してくれると思うよ」。