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2016年6月 8日   時のふるさと明石特別B2 (園田競馬)  

園田競馬   第10レース   混戦のメンバーを抜け出すのはいったい!?
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 宮垣 優

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 水曜日のメインレースは混戦のメンバー構成で波乱になりそう。そのなか、エンジェルミディを本命に推す。再転入後は成績があまり振るわなかったが、ここ2走は連続2着と上昇傾向にある。中間の動きから今度こそは決めてくれそう。相手候補は連勝中で勢いのあるアップセッターと転入後安定して走っているブレイクスルーの2頭。他には良い状態をキープしているモンドリュミエールや前走流れに乗り切れなかったタオルチャン、調教の動きが良かったタガノレオーネがその後に続く。

エンジェルミディは再転入後3戦は馬券圏内に入ることができなかったが、ここ2走は連続2着と成績が安定してきた。その2走ともサントノーレを捕らえ切れなかったが、好位から脚を伸ばす競馬で内容としては良かった。前走から中2週だが、シッカリと乗り込んでいる。最終追い切りでは併せ馬で手応えが良く、軽快な動きを披露していた。外枠で良績が無い点が少し気になる材料ではあるが、状態は変わりなく良いので心配は要らない。スンナリと好位あたりでレースができれば今度こそ決めてくれるだろう。

アップセッターは前走、昇級戦をものともせず快勝し連勝。前走から少し間隔が開いているがここ最近はそういうローテーションできているので問題は無いだろう。調教時計も良く良い状態を維持している模様。そこまで大きい馬ではないので斤量が増えて57キロを背負うところは少し心配ではあるが、それさえ克服できれば3連勝も夢ではないだろう。

ブレイクスルーは今回が転入3戦目。ここ2戦とも勝負所では良い感じでレースを進めていたが、馬群の捌くのに手間取り少し脚を余すもったいない競馬が続いている。今回も内目の枠に入ったので同じような競馬になりそうな予感もあるが、2戦とも乗っている騎手なのでそこは熟知しているだろう。スムーズに進めれば一気に突き抜けてもおかしくない。

モンドリュミエールは最後は甘くなってしまう馬。ここ最近も未だに甘さを残してはいるが、以前に比べると良くなっている印象。中間の気配も良く調教の動きも馬なりで上々の動きを見せていた。前述のように切れる脚がないので先行することが条件ではあるが、上手く流れに乗れれば大崩れは無いだろう。

タオルチャンの前走はスタート後のスタンド前で折り合いを欠き、2コーナーでは少し狭くなる場面があるなど終始流れに乗れなかった。このクラスでは勝ち負けできる力は持っている馬なのでメンバー的にも上位争いまで加わってきてもおかしくない存在。前走だけで見限るのは危険。

タガノレオーネは転入後まだ連対をしていない状況ではあるが、最終追い切りは終い重点で活気のある動きを見せていた。現在の園田の馬場は時計が出やすいのでアテにできない部分も確かにあるが、それを差し引いても良い動きだった。高配当を狙うならこの馬は押さえておかないといけないだろう。

おすすめ買い目

馬単 11→1 1→11 11→3 3→11 11→5 11→12 11→4

 

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