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2016年5月26日   ウツギ特別 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   混戦で波乱含み 大きく振るのもアリ?
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

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 前開催の2組は実質上のオープン。そこから下がってきたブライトシンプーキクノフレヴァンゴールドピューマが有力になろうが、絶対的な存在ではない。ならば穴っぽいところから。アルファメールはどうだ? 前走案外も追い込みづらい馬場ではあった。今度は内めの枠。東川騎手なら内からスルスルと!? リアライズキングティアモブリーオも馬場次第、流れ次第で巻き返し可能。

 アルファメールは出脚やコーナリングの関係で向正面に入ってからの始動。通用する脚はあるが、今の馬場では思うように追い上げられず。ただ、力的にそう差があるわけではないし、距離もダメなわけではない。直線までそこそこの位置で運んでくれればチャンスは出てくると思うのだが。「変わりないと思う。現状は維持できているから末脚の良さを生かせればだが、1400mだと余計流れに左右される。果たして...」。

 ブライトシンプーは自己条件ではひと脚使ってそこそこに来ている。距離は不問のタイプ。ここも大崩れはなさそうだ。「安定した状態だね。この距離でも堅実に駆けているし、大きく崩れることはないと思うよ」。

 キクノフレヴァンはより内がいい馬場ではあったが、2番手であそこまで止まるとは...。この距離で逃げなら2走前の再現が期待できる!? 「連闘だけに体調維持に努めていますが、今回は1400mに短縮と条件がいいですからね。昇竜杯で先着している馬が大半ですし、ハナに行ければ勝ち負けになると思います」。

 ゴールドピューマは反動があり乗り込みの浅かった前走の負けは織り込み済み。1600mベストも、長いよりは短い方がいいので。「連闘は予定通り。一次戦は乗り込みが浅かったから、あのひと叩きで変わる要素がある。ただ、ベストの距離は1600mだから、忙しい流れになった場合にどうか」。

 リアライズキングは前走は馬場が馬場だしテン乗りだった。短い方が切れる印象もあり鞍上も2度目ならもう少し動けてもいいと思うが。「前走はレース展開とか不利な面があったからね。状態に変わりはないから巻き返しを期待したいが、距離が短くなるのはプラスではないからね。流れ次第としか言えないよ」。

 ティアモブリーオは前に行けた2戦は少頭数。後手は覚悟の上とはいえ初戦の勝ちっぷりからすると物足りなさは否めない。出来の問題? 距離も短い。ただ、地力はこの中でも最上位だけに見限りづらく。「いくらか疲れがあるような印象があります。最近のレース内容からも前走以上は望めない気がします」。

おすすめ買い目

馬単 2→7 7→2 2→6 6→2 2→8 8→2 2→9 9→2 2→3 3→2

 

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