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2016年5月25日   相生ペーロン祭特別A2 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   トーコーガイアの巻き返しに期待
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 宮垣 優

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 水曜日のメインレースは1400mの準オープン特別。実績のある馬や堅実な成績を残している馬、勢いのある昇級馬などバラエティに富んだメンバー構成。どこからでも入ることができそう。そのなかでトーコーガイアを筆頭に推す。前走は案外な結果だったが実績はここでは一番。中間の気配から巻き返しは必至。相手候補は前走鋭い末脚で追い込んできたアルカナと良い状態を維持しているトーコーポセイドンの2頭。他には大崩れがないレッドダニエルや展開次第ではマキシマムカイザーエルウェーオージャの一発も。

トーコーガイアは一昨年の兵庫ダービー馬。前走は勝負所から少し反応が悪く、直線の伸びも案外で5着に敗れてしまった。昇級の壁という可能性もあるが、過去には重賞を勝っているほどの馬なので能力はここでは上位に入るだろう。この中間は追い切りを2本消化。本追い切りでは併せ馬でシッカリと先着。そのあとの追い切りは終い重点だったが反応の良い動きを披露していた。展開的には先行馬が多いので決して楽な展開にはならないが、最内枠からスンナリと先行できれば巻き返しは必至だろう。

アルカナは今回がJRAから転入3戦目。移籍緒戦だった前々走は良いところが無くシンガリ負けを喫してしまったが、前走は一度使ったことで状態が良くなり、内容が一変。先行馬が残る展開だったにもかかわらずこの馬だけ鋭い末脚で追い込んで2着。その後もいたって順調で中間の追い切りの動きは変わりなく軽快な動きを見せていた。今回は先行馬が多くこの馬とって良い流れになりそう。前走の末脚を今回も繰り出せれば一気に突き抜けても良いだろう。

トーコーポセイドンは過去には重賞を3勝をしているほどの実績の持ち主。一時期はあまり好成績を残せずにいたが最近は安定した成績を残せている。前走もスンナリと先行をし、最後まで渋太い粘りを発揮している。この中間も変わりなく順調で追い切りの動きも軽快な脚捌きで良い状態をキープしている模様。詰めが甘い部分もあるが、番手からでも競馬ができる器用さも持っているので、先行馬が揃った今回も問題なく堅実に走ってくるだろう。

レッドダニエルは兵庫に転入後まだ勝利がない状況だが、4戦して2着3回3着1回と成績は堅実。今回は昇級戦になり、相手関係が多少強くなるが相手なりに走れるタイプの馬なので問題は無いだろう。脚質に器用さもあるので展開に左右されることはあまりないだろう。このクラスでも好勝負十分に可能だ。

マキシマムカイザーはハナを切る競馬ができれば最後まで渋太い粘り込みを発揮する馬。近走で大きく崩れたのは3走前でその時は逃げることができなかった。中間も気合の乗り具合も良く調教の動きも上々。今回は同じようにハナを切りたい馬が数頭いるのでスンナリとハナに行けるかどうかが最大のポイントになるが、単騎逃げができれば渋太いので軽視は禁物だ。

エルウェーオージャはいつも確実に良い末脚を使うのだが、器用さがあまり無いタイプの馬なのでどうしても展開に左右される馬。中間の雰囲気は良好で追い切りの反応も良い。今回は先行馬が揃ったメンバー構成なのでこの馬に展開が向きそう。ハマれば一発あるので警戒が必要。

おすすめ買い目

馬単 1→6 6→1 1→7 1→2 1→5 1→4

 

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