Odds Park 競馬

中央ではストレイトガールが７歳の今年、ヴィクトリアマイルを連覇したが、名古屋のイワクラギンガも７歳になってオープン特別を２勝と充実一途。暑くなってあまりいい馬ではないだけに今のうちにもうひと頑張り。10歳でもキクノフレヴァンが相手筆頭。ブライトシンプー、ゴールドピューマはヒモとしてなら。メモリージルバ、タッチデュールの力は認めるが、アテにできないタイプで取捨に迷う。

イワクラギンガは逃げて差してオープン特別を２勝。生え抜き７歳の進化が止まらない。かきつばた記念馬・ヨシノイチバンボシの下だけはあるようだ。目が離せなくなった。「相手が強くて自分のペースを守れないとモロい面が出る。前走もそういったところが出たのが大敗の要因だと思う。今回の条件なら格好はつけられると思うけどね」。

キクノフレヴァンは２走前は最内枠で行けずゴチャついた結果。まともなら前走をご覧の通りだ。距離も辛抱できる範囲だし、最上鞍でも。「前走はメンバーに恵まれた印象がありましたが、今回の相手で1600ｍとなると少し長い気がしないでもないですね。一連の出来はありますが、どうでしょうか」。

ブライトシンプーは勝てないまでも、以前より１つ２つ着順を上げられるようになってきた。強い相手との競馬を体感した直後の一戦で注目。「変わりなくきているよ。1400ｍよりこの距離が向くし、自身の持ち味は出せると思う」。

ゴールドピューマは甘さはあるものの、それなりに脚は使えるようになってきた。が、そんなところで反動が。積極的にとはいかなくなったが、メモリージルバ、タッチデュールもそうアテにはならないだけに一応押さえる？　「前走後は少し反動が出たので納得がいく調整とはいかない。追い切りも手控えたし、今回に関してはマイナス要素があるからね」。

メモリージルバは特別７勝、１月に白銀争覇を制した７歳馬。淡泊な面がなきにしもあらずだが、すんなり先手なら一変があっていい。「暑くなる前にもうひと頑張りを期待して、中間は軽くハリをして休養に充てたよ。仕上がりは順調だね」。

タッチデュールは牝馬戦とはいえ３走前にはＪｐｎ３でまた４着。この馬の頑張りには頭が下がる。この条件なら一変して不思議ないが。「さすがに上積みはないが、維持はしているつもり。この辺りのクラスならそこそこやれていいのでは」。