おすすめ注目レース

2016年5月 5日   AGI名古屋城カップ (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   B級レベルを超えた一戦で必見です!
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

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 「AGI」とは愛知、岐阜、石川のローマ字の頭文字。B級馬による三県交流だ。4頭ずつそろって力の比較がしづらい一戦だが、今年は笠松勢に注目! 中ではプリンシペアスールアラートミノルに底知れなさを感じるのだが。名古屋勢では再転入後5戦5勝マイティディーバ、2戦2勝タイキレガトゥス。笠松の残り、ホッコージョイフルシークレットオースも虎視眈々。

 プリンシペアスールは前走も着差以上に余裕があった。気難しさを出しながらだけにまだ上積みが期待できそう。名古屋で500万交流勝ちがあるのも魅力だ。「稽古ではそれほど目立っていませんが、1000万条件で差のない競馬をしていた馬。交流戦で馬場も経験済みですし、ここでも遜色ないのでは」。

 アラートミノルはクワイアーソウルには突き放されたが、マクっていく脚はB級のそれではない。距離魅力。名古屋の重い馬場さえこなせば。「まだ大味なところも残っているけど、格上げ戦でも素質の片鱗は見せてくれた。距離もこの馬には間違いなくプラスだし、じっくり脚をためて決め手勝負に持ち込めれば」。

 マイティディーバは3歳時から素質の一端は見せていたが、戻ってきてから5戦5勝。差して勝った前走にその本質がうかがえた気がする。「3コーナーあたりで動いた時の脚には瞬発力があったね。いい勝ちっぷりだった。先々のために距離を経験させる意味もあってここを使うけど、期待感は持っている。距離延長も特に問題はないとみている」。

 タイキレガトゥスは逃げたサンデンバロンを負かして脚光を浴びる存在に。前走も3着以下はちぎっている。大外はモマれぬ枠と考えたい。「追い切りは動き過ぎたきらいがありますし、耳を絞ったりとまだ課題はあります。集中して走れればといったところでしょうか」。

 ホッコージョイフルは中央時、500万交流で(3、2、4、2)着。2走前に東海桜花賞3着のサルバドールハクイと僅差だし、最内枠をうまくさばけさえすれば。「前走は展開が向かなかったまでで体調の方はいい。この馬には1ハロン長いかもしれないが、今の状態ならいい勝負になるはずだよ」。

 シークレットオースはC-1連勝の勢いそのままに前走ではホッコージョイフルも封じた。展開不問なのがいいし、中央時に1800mの経験もある。「前走が完璧な内容だったし、体調的にも今がベスト。力の要る馬場に変わってこの相手に対応できるかどうかだが、楽しみは持っている」。

おすすめ買い目

馬単 8→6 6→8 8→5 5→8 6→5 5→6 8→12 12→8 5→12 12→5

 

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