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2016年5月30日   A・G・I競走 (笠松競馬)  

笠松競馬   第9レース   G(岐阜)だけでも好メンバー
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

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 A(愛知)、G(岐阜)、I(石川)のB級馬による交流戦。今年は名古屋、金沢からの参戦は見られなかったが、地元笠松だけでもなかなかのメンバーがそろった。中では強豪ぞろいだったAGI名古屋城カップからのプリンシペアスールホッコージョイフルシークレットオースを上位視。ただし、前記3頭と未対戦のサーストンデンバーサンデーミノルは不気味さ満載。レッドクラリスも一角崩しなら。

 プリンシペアスールは相手強化、厳しい流れで連勝は止まったが、中央2勝馬。前走だけで笠松2戦2勝が色あせることはない。反撃期待。「理想の競馬で頓挫した前走が不満ですが、力の要る馬場が合わなかったのかもしれません。特に調子を落としているわけではありませんし、脚抜きのいい地元で」。

 ホッコージョイフルは同じような位置にいたアラートミノルに比べると物足りぬが、1800mは微妙に長いか。地元1600mで巻き返したい。「前走は牝馬帯同。輸送中に馬ッケを出して済んでしまったよ。枠も最悪だったし、距離も長過ぎたかな。地元の1600mであらためて」。

 シークレットオースは名古屋城カップも2着馬とは0秒6差。笠松(8101)の勢いはダテでなさそう。展開不問なのもいい。「初物尽くしの出張戦でも頑張っているし、たくましくなって成長著しい。脚抜きのいい地元の方が動くと思うし、スムーズな競馬なら」。

 サーストンデンバーは掛かったぶん差されたが、あのスピードはやはり大きな武器である。落ち着いて、そして最後まで集中して走れれば。「耳なしメンコに変えた前走は制御不能になってしまったが、それでいてあの粘り。今回も自分との戦いだが、普通に走れば何とかなるよ」。

 サンデーミノルは連勝でここへのもくろみは崩れたが、そう悲観することはない。距離延長で競馬しやすくなるはず。ならばこの相手でも。「前走は馬場に泣いたが、時計や内容を見れば悲観する材料はない。距離延長なら持ち味は出せると思うし今回はブリンカー装着で」。

 レッドクラリスは2走前は目標にされて早めに来られたぶん苦しくなったが、逆の競馬なら余裕あり。極端に時計が速くならなければ。「この枠順なら前走のイメージで乗れると思うし、この馬の力は出せるのでは。ちょっと相手が強い気もするが、体調の良さで何とか」。

おすすめ買い目

馬単 3→10 10→3 3→5 5→3 10→5 5→10 3→4 4→3 3→2 2→3

 

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