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2015年11月26日 近江米特別A1A2 (園田競馬) ツイート
園田競馬 第10レース 前走で条件にメドたった!ヤマノボンバー巻き返し!
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋
今回の本命はヤマノボンバー。前走の初オープン戦は4着と敗れたが、先行馬に外から被せられて内に押し込まれる展開に。これまでも砂を被る展開になるとハミを取ろうとしなくなる面があり、鞍上の話でも、あの時点でやはりハミを取らなくなってしまっていたとのこと。ただ、そんな状況でも捌けた直線だけで上位入線馬と遜色ない上がり時計まで押し上げており、結果4着でもメドの立った内容と言えるだろう。砂を被らない位置取りでさえレースが進められれば巻き返せそうだ。エーブキングマンは、スパッと切れる脚は使えないが、先行する競馬ならしぶといタイプ。体調アップが窺える攻め過程、得意の雨馬場が期待できる今回だけに狙ってみたい。バレーナボス、コパノジョージも流れひとつで上位争い可能。調子の良さならトリニティチャーチ。
ヤマノボンバー…馬体が増えてきている点は気懸かりだが、陣営もその点を考慮してか、これまでのソフトな仕上げとは打って変わり、この中間はビッシリと追い切り消化。前走はOP1400m戦の前半流れにうまく乗れず内に押し込まれてしまったが、今回の1700m戦なら、その心配も軽減されそう。砂を被らない位置にさえ取り付けられれば。
エーブキングマン…中間追い切りは相変わらず遅い時計だったが、元々攻め駆けしないタイプだけに、その点は問題無いし、むしろ体質の弱さのある同馬が前回に続き今回も最終追い切りでビッシリ負荷が掛けられている点に、上昇気配を感じる。持ち前のしぶとさ生かす形さえ持ち込めれば、ソロソロ圏内に入ってきそうだ。
バレーナボス…前走は小頭数立ての競馬を考えてか、スタンド前から早めに進出する形を取っていたが、結果的にはそれがいつもより末脚を甘くさせてしまった原因に感じる。発馬の出は相変わらず悪く、なかなか強引にも動いていけないタイプではあるが、近走はOP上位馬と接戦を続ける同馬。ここも展開ひとつだろう。
コパノジョージ…9月の休養明け直後は発馬から反応の悪さが目立っていたが、2走前にテンからかなり気合を付けて行かせたことで、前走はスンナリと先行できるほど行き振りが良化。スローの上がり勝負よりも、平均ペースで淡々と流れる競馬でこそ味の出るタイプ。OP古馬相手でも、そういう展開にさえなれば。
トリニティチャーチ…道中引っ掛かりやすい面を考えると、ベストは1400m戦以下にも感じるが、コーナーリングでモタつく面をカバーしやすい内めの枠が当たったことは好材料だろう。調子の良さならメンバー随一。折り合い難もデキの良さでカバーとなれば。
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