Odds Park 競馬

　一強ムードだったコスモナーダムが回避し、押し出された感じで前で競馬をするカノープスが人気を集めそうだ。それならばと、エスケイオスカー、ピースフルリバティ、リバルドホープの藤ケ崎一男厩舎の３騎のマクりに期待してみた。トーホウボンバー、マルカシグナスもそれに乗じたい。

　エスケイオスカーは改修後の馬場が合った？　いや、その前から差し脚好調。もともとの地力からしてこれくらいやれても不思議ないので。「末脚に確実性があるから大きくは崩れないと思うが、器用さがないからねえ。上位争いとなると展開ひとつになるよ」。

　ピースフルリバティはオープンでは掲示板までだった馬が３着に来て一歩前進。今回は２組だし、引き続き時計を要す馬場なのでチャンス。「夏場を順調に過ごせたのは何よりだし、安定した状態だね。末脚の良さを生かせる流れになればかな」。

　リバルドホープは脚質的にアテにならぬが、流れ次第で突っ込んでくるから侮れない。少し相手が下がったのなら、差せる可能性は上がるはず。「順調な過程だね。追い切りを強化したし、安定した状態だよ。差しが利く展開になればだろう」。

　カノープスはこの夏の昇り馬。地元馬同士の自己条件でも結構相手はそろっているが、出来を維持しているのなら楽しみ。「このクラスまで上がるとさすがにメンバーがそろっているねえ。引き続き状態はいいが、果たして…」。

　トーホウボンバーは体調ひと息でもこの馬らしい競馬はできている。涼しくなって体調が上がってくればもうひと押しも期待できそうだが。「夏場よりこれからのタイプだが、大きく変わってきた印象はなく、現状維持といったところ。良馬場なら違った走りができそうには思うが」。

　マルカシグナスは久々好走の反動か、硬さを見せていた前走は伸びずじまい。今回は相手もそこそこそろっている。が、伸びたり伸びなかったりはこの馬らしいといえばらしい。主戦復帰で燃えていよう。「２組に上がった前走はクラスの壁なのか、案外と動けなかったねえ。状態に変わりはないが、果たして」。