Odds Park 競馬

　休催期間中もしっかりと調整されて仕上がり良好なオイドン。春先の軽い荷物なら障害への不安もなく、首位が期待できる。地力強化が目立つオレノココロ、障害巧者ホクショウユウキが相手も、力を考えればキタノタイショウも無視できない。あと、コウシュハウンカイ、ニュータカラコマに注意。

　オイドンは前走苦労していた障害をひと腰でまとめて直線抜け出し快勝。２着馬からは僅差もトップハンデを背負っていたことを考えれば好内容。今回は斤量が一気に軽くなって680キロとなるし、ここなら障害で手間取る心配はない。実力は言うまでもなくトップクラス。昨年度は重賞未勝利に終わっただけに今季の活躍に期待。

　オレノココロは昨年度重賞３勝を挙げて充実したシーズンを送った。中でも前走のチャンピオンカップは一線級相手に馬場が向いたとはいえ、完勝したのだから評価できる。若馬の10キロ減量はなくなるが、地力強化が目立つ今なら条件が厳しくなるここでも対応可能。軽量戦も得意で好勝負期待。

　ホクショウユウキは岩見沢記念を制したものの、それ以降は厳しいレースが続いた昨シーズン。それでも一線級相手に一年間走り続けた経験は糧になっているし、更なる成長が期待できる。末に甘さがあるだけに、斤量が軽くなるのは好材料。障害で後続馬を引き離せれば前残り十分。

　キタノタイショウは前走で悲願であったばんえい記念を制覇。仕上がりは八分の状態も、力を考えれば無視はできない。３連覇を目指すばんえい十勝オッズパーク杯に向けて弾みをつけるか。

　コウシュハウンカイは詰めの甘さがあり勝ち切れないが、障害はひと腰と安定感抜群。今季はオープンからのスタートで一線級が相手も、登坂力は上位の存在。仕上がりも良く、注意したい。

　ニュータカラコマはばんえい記念では離された２着も、２度目の挑戦で１トンの荷物に対応できたのは今季に向けての期待感が増す内容だった。仕上がりには余裕はあるが、障害スンナリなら差はない。