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2015年3月11日   ダイオライト記念  (船橋競馬)  

船橋競馬   第11レース   サミットストーンにチャンス到来
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬

funabashi01.jpg【中央所属馬の評価】
 クリソライトは3歳時ジャパンダートダービーを圧勝。折り合いに難しさを残すものの、昨年のJBCクラシック2着など底力はメンバー中1番だろう。まくる脚に見所。昨秋の日本テレビ盃は7馬身差圧勝の船橋適性。

 シビルウォーはブリーダーズゴールドカップ連覇など、ダートグレード競走5勝。2012年の川崎JBCクラシック2着の実績ある。10歳の高齢ながら衰えは感じられない。ダイオライト記念は2012年8着以来。今回は鞍上に戸崎騎手を迎える。

 アスカノロマンは休み明けの前走を勝ってダート5勝目、オープン勝ちを飾った。実績は1700mから1900mの中距離に集中しているが、差す競馬が身に付いた今なら、距離延長は問題ないだろう。左回りで勝った経験もあるし、4歳の勢いに注意。

 トウシンイーグルはダート【1015】だが、その1勝はハイレベルだった小倉の1600万。2000mのGIIIシリウスS小差3着もあるが、更に距離延びた方がこの馬の力が生かせるはず。はまった時の末脚に見所あり。

【地方所属馬の評価】
 サミットストーンは昨年のNARグランプリ年度代表馬。先行力、勝負強さなど、全てにおいて地方競馬現役トップの能力。昨年のダイオライト記念3着は大外枠でスムーズな競馬が出来なかった。このクラスのJpnIIなら期待できる。

 プレティオラスの前走金盃5着は上がり最速の37.1.展開次第の他力本願ながら、はまった時の末脚は強力。強敵相手のキャリアは豊富で、ここも意外性で。

 インサイドザパークは復活気配の東京ダービー馬。前走の報知グランプリカップは結果3着ながら、重心の低いいい頃のフォームが戻り、勝ち馬に次ぐ末脚を使った。2400mは歓迎。混戦で再び末脚に期待。

 ドラゴンエアルの不器用さは納得としても、能力、個性とも明確な4歳馬。前走も上がり37.8.終いはしっかり伸びている。船橋向きの感触はあるし、上積みに期待。

 アウトジェネラルの前走金盃は、羽田盃以来およそ2年振りの勝利。それでも2600mの上がり38.2は評価でき、ステイヤーとして改めて期待が膨らむ。本来自在型で流れに応じて。

 高知のカネマサゴールドは道営17勝ながらオープンではムラな成績。年齢から上積みも考えにくい。追走が精一杯。

 笠松のエイシンルンディーのダートグレード競走実績は関東オークス5着だけ。船橋2戦も10、14着と振るわず。力不足。

 同じく笠松のディアデラバンデラはJRA1勝馬。転じて笠松2勝も、相手関係からレベルが怪しい。ここは勝負圏外。

【解説者の予想】
 東京大賞典、川崎記念ともに堂々たる3着のサミットストーン。ここは絶好のチャンスが訪れた。昨秋の日本テレビ盃を圧勝したクリソライトが強敵だが、ともに2400mが歓迎かどうかは微妙。長距離の適性高いシビルウォー、オープン特別を快勝して勢いに乗るアスカノロマンも軽くは扱えない。
 展開に紛れが生ずればプレティオラスインサイドザパークの両ダービー馬に浮上のチャンス。

◎サミットストーン
○クリソライト
▲シビルウォー
△アスカノロマン
△トウシンイーグル
△プレティオラス
△インサイドザパーク

おすすめ買い目

馬単 2→4 4→2 2→11 11→2 2→6 6→2 4→11 11→4 2→5 2→7

 

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