Odds Park 競馬

　２回前３着のメイケイハリケーンといいたいところだが、内に強力同型がいてここも楽ではなさそう。エスケイオスカー、リンナチャン、サザンキングといった末脚自慢が台頭するのでは。時計不足だがリサーチアゲンは侮れない。逆に時計上位でもエクセルバードは砂をかぶらない展開になった場合と条件がつく。

　エスケイオスカーは持ち味は息の長い末脚。決め切れなくなっているし、距離短縮もプラスではないが、流れ次第で差し切れる地力がある。「このところは時計が平凡だし、行きっぷりなんかももうひとつ。勝ち組で1400ｍとなると、展開次第としかいえない」。

　リンナチャンは格付けを契機に８連続連対中。確実に押し上げてくる末脚が頼もしい。１組の特別でも相手なりに走れていい。「堅実に駆けているように、体調は安定しているね。今の走りならここでもそこそこやれるかも」。

　リサーチアゲンは岩手ではひと息だったが、交流勝ちなどで善戦多数だから、これくらいやれて不思議ない。好位から運べる脚質も魅力。「本調子には至らないようだし、１分30秒台の時計しかない。勝ち組で速い流れになった場合にどうか」。

　サザンキングは３走前は恵まれたかに思えたが、前々走、前走と続けての好走でひと皮むけた感がある。試金石だが、楽しみは持っていい。「折り合い重視の戦法を取るようになって、内容が安定してきました。相手は強化されますが、今のレースぶりならそこそこやれるかも」。

　メイケイハリケーンは速さは特別でも通用することを２走前に証明。今回も1400ｍとはラッキーだ。自分の形に持ち込めさえすれば。「ここも自分の競馬に徹するだけだよ。内枠にでも入れば楽に行けるだろうが、枠順がひとつのポイントになりそう。1400ｍだから流れが速くなる可能性があるし、何とも」。

　エクセルバードは先行して実にしぶとい。Ｂ級の勝ち組戦でどうかだが、時計的には遜色ないし、３番手までにつけられれば面白いかも。「手ごわい同型がいるし、自分のレース運びができるのか何ともいえない。控えていいタイプではないしねえ。依然として状態はいいが…」。